柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」

とても面白い本。

最終責任を取る・自分がみんなを食べさせる・スピードさえあればなんとかなる・情報不足の状態でも必ず決め切る・意思決定をする人数を絞る・トップダウンボトムアップの使い分け・「稼ぐ意識」をもつ・平時の構造改革・事業ポートフォリオの取捨選択(成長産業で前進し、成熟産業からは撤退する)・未来を予測し戦略を描く・説明責任を果たす・断固実行する・あれこれ考えすぎるより行動に移すのが一番の解決策・ピンチでは「51点でいい」・叱ると詫びるを徹底する・ケチらないで褒める・慎重なる楽観主義・「水が半分も入っているけれど、コップがいっぱいになればもっといい」・思いやりの心はビジネスに活きる・必要以上に群れない

いまの僕の立場は社長を支える参謀といったところだけれども、社長と参謀では背負っているものが違うなと思うことがたまにある。露悪的に言えば責任感の軽重の違いとでもいえようか。どれだけ自分を社長の立場に近づけられるのか、挑戦。

日韓国交正常化50周年記念 特別展「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」

日曜日。韓国国立中央博物館で行われている「韓日国宝半跏思惟像の出会い」の最終日だったので、ふらっと立ち寄ってみました。

一つは奈良・中宮寺の木彫り半跏思惟像。そしてもうひとつは韓国国宝78号、金銅半跏思惟像。薄暗い展示室の中で、光に浮かび上がる二体の半跏思惟像が向き合っているのはとても美しい。

木彫り半跏思惟像の前に立っていると、なんだか疲れがスーッと抜けていくかのような不思議な感じに身体中が包まれて不思議な感じ。柔らかい表情が心に染み込んでくる、静謐という言葉がぴったりとくるとても美しい像でした。

このあとこの二体の仏像は海を渡って東京の国立博物館で、日韓国交正常化50周年記念特別展「ほほえみの御仏―二つの半跏思惟像―」として展示されるそう。

彼女は神々しいほどに優しい「たましいのほほえみ」を浮かべていた。
和辻哲郎 『古寺巡礼』

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初夏の断捨離

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土曜日。もうすぐ夏。衣替えをしたり、冬の間に着なかった服を断捨離したり。Patagoniaのジャケットともさよならしました。考えてみたら、これを買ったのは20年も前のこと。さすがに20年もきていると、洗ってもどうしても落ちない黒ずみが出来てきたり、防水シープテープがボロボロになったり。バイクに乗るにも、スノーボードをするにも、普段使いするにもいつもいつもとてもお世話になりました。ありがとう。

商売で大事なことは全部セブン-イレブンで学んだ

商売で大事なことは全部セブン‐イレブンで学んだ

商売で大事なことは全部セブン‐イレブンで学んだ

水曜日。今日は朝から店頭巡り。セブン-イレブンの単品管理や棚作り、発注の仕方について、週末に本を読んだばかりだったからか、ふだんと全く違う見方ができて楽しかった。いろいろなアイディアも湧いてくる。
学生時代には家庭教師ばかりやっていたけれど、こういうことを体験しておけばよかったな。小売業というのはダイナミックで面白そうだ。