柿の種中毒治療日記

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Book

ゲド戦記 さいはての島へ

ゲド戦記第3巻の『さいはての島へ』を読了。前巻で青年だったゲドは、この巻では冒頭すでにロークの大賢人である。世界の均衡が崩れ始めている原因を探りに旅に出るその連れは17歳の若者アレン。この話は17歳の青年の成長物語。 若きアレンは大賢人と二人で…

ゲド戦記

13年前に一度、そして7年前に再び読んだ『ゲド戦記』をまたまた読み始めた。まずは第2巻まで。 第1巻はいつ読んでも面白い。ワクワクするし、ハラハラもする。光と闇というモチーフは今や古典的でもあり、安心感がある。 それに対して第2巻。第2巻は血湧き肉…

マチネの終わりに

平野啓一郎さんの「マチネの終わりに」を読了。面白い。 子供の頃から活字中毒で、本ばかり読んでいた。でもここ最近、長編小説を読む気力体力が落ちてきた気がしていた。ネットの短文ばかり読み慣れてしまったからだろうか? ところがどっこいこの小説を読…

慈雨

柚月裕子さんの推理小説「慈雨」を読了。警察を定年退職した主人公が、妻と連れ立って四国のお遍路さんへ。 事件現場からは遠く離れた四国を歩き続けているので、主人公自ら犯人と対峙するわけではない。血湧き肉躍るシーンがあるわけでもない。ただ歩き、思…

過ぎ去りし王国の城

宮部みゆきさんの過ぎ去りし王国の城を読了。リアルとファンタジーを行き来するお話。なんだけどいまいち盛り上がれなかった。 しばらく前に十二国記を読んでそのスケールがリファレンスになってるからかもしれないけれど、いつまでも序盤が続くなと思ったら…

日本のいちばん長い日

台風がやってきたので家の中でゆっくり。1945年の8月14日から8月15日に一体何が起こっていたかを書き記した「日本でいちばん長い日」を読了。ポツダム宣言を受け入れ、終戦に向かうまでの様々な人々の思惑、信念、行動が緻密に描かれていてとても興味深い。 …

十二国記

冬休みを利用して、小野不由美さんによる十二国記を読了。1991年に「魔性の子」が世に出てから四半世紀にわたって紡がれてきた一大スペクタクル。 物語の始め、「魔性の子」がホラーっぽく、ホラーをあまり得意としないぼくとしては少し苦手な感じだったのだ…

女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。

女の子のことばかり考えていたら、1年が経っていた。作者: 東山彰良出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/11/22メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る先日『流』を読んでとても面白かったので、東山彰良さんのその他の本も読んでいる。次なる本…

怒り

吉田修一さんの『怒り』を読了。ぐいぐい引き込まれて、二晩かけて読み切った。吉田修一さんの本では『横道世之介』がなんといっても好きなのだけれども、こういう話もたまにはいい。こんな事件には巻き込まれたくないし、家族が巻き込まれるのも絶対に嫌だ…

路傍・パラドックス13

日曜日。9日間続いた大型連休も今日でおしまい。連休最終日の今日は、むすめと一緒に自宅から最寄りの駅までの地図を作って遊んだ。この連休中とくに遠出はしなかったけれども、毎日子供たちとたくさん過ごせてとても充実。連休中の毎日、子供たちが寝静ま…

流 (講談社文庫)作者: 東山彰良出版社/メーカー: 講談社発売日: 2017/07/14メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見るゴールデンウィーク初日。いい天気なので公園に出かけて木陰のベンチに座り、図書館で借りてきた東山彰良さんの『流』を読了。1975…

ウォッチメーカー

金曜日。夜、ものすごく久しぶりに代官山にでて旧友たちと焼肉。相変わらず面白いな。ぼくもふくめて全員が最初に働いた会社を去って、いろいろな業界で働いている。もう二度と『同期』なる存在には出会えないというのは感慨深くもある。あまりお酒も飲まず…

影武者徳川家康

影武者徳川家康 上中下巻セット (新潮文庫)発売日: 1993/08/25メディア: 文庫この商品を含むブログを見る影武者徳川家康を読了。『スゴ本』で紹介されていたのだけれども、期待にたがわずスゴ本。タイトルからもわかるし、序盤ですでに明かされるのでネタバ…

ヒカルの碁

Amazonで昔懐かしの漫画全巻セットを20%オフで発売中。吟味を重ね、オトナ買いしたのは囲碁漫画の『ヒカルの碁』。少年の成長ストーリー、面白いな。ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)作者: ほったゆみ,小畑健出版社/メーカー: 集英社発売日: 2012/1…

麒麟の翼

月曜日。昨日図書館で借りてきた『麒麟の翼』を読了。ぼくがこの父親だったらどうしただろう。直接息子を問い詰めただろうか、それともそうはしなかっただろうか。麒麟の翼 (講談社文庫)作者: 東野圭吾出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/02/14メディア: …

蒲生邸事件

最近本を読むスピードがだんだん遅くなっている気がするな。ひと月前に3冊借りた長編小説も、結局読了したのはこの本だけ。1日1冊読むなんて時間はもうない。でもその時間は家族と一緒に過ごす時間に変わったわけで、それはまたそれでとても幸せ。そうなると…

誰か

日曜日。娘と工作に取り組んだ。作ったのは福引の時にガラガラ回す抽選器のおもちゃ。工作用の紙を切り、折り、グルーガンで固定していく。その中にこれまで彼女が拾い集めてきたBB弾を入れてみる。二人で試行錯誤しながらようやく完成。ついつい手を貸した…

朗読者

木曜日。ベルンハルト・シュリンクの『朗読者』を読み終えた。これまで積ん読だった本をかたっぱしから読んでどんどん断捨離していこうと思っていたのだけれど、思いがけず再読しようという本にいきなりぶつかった。奥付けを見ると買ったのはもう15年以上前…

『忍びの国』

和田竜さんの『忍びの国』を読了。主人公であろう伊賀の国の面々になかなか感情移入しずらく、むしろその伊賀を侵略する面々に対して感情移入しやすいという面白い設定。最後はそうか、そうくるかという感じ。自分は普段意識せずとも博愛主義とか現代的な価…

反転 - 闇社会の守護神と呼ばれて

反転―闇社会の守護神と呼ばれて (幻冬舎アウトロー文庫)作者: 田中森一出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2008/06メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (30件) を見る2008年出版の本。たたき上げの実力派検事から、弁護士へと転身。バ…

武器としてのデータ分析力 - データ・サイエンティストの「未来を予測」する技術

武器としてのデータ分析力──データ・サイエンティストの「未来を予測」する技術作者: 中西達夫,畠慎一郎出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2014/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るここ一週間KNIMEというオープ…

騎士団長殺し

ゴールデンウィークを利用して、ようやく『騎士団長殺し』を読了しました。相変わらずの村上ワールド。面白かったです、といいつつ実は発熱が下がった合間に読んだりしていたのであまりよく覚えていないのです。もう一度しっかり時間をとって読みたい、けれ…

進撃の巨人 22

金曜日。四半期に一度のビジネスレビュー。今日は会議前に立てた目標を達成し、自分の発言時間を5%以下に抑えることに成功。実のところ、部下の方に任せっきりです。家に帰って、進撃の巨人の22巻を読了。ついに大きな謎がすべて解明されました。全く予…

アイアムアヒーロー 最終巻

アイアムアヒーローも最終巻。一度読んだ時にはあれ?という感じだった。Amazonのレーティングはかなり低い。広げた大風呂敷が畳まれていない・伏線が回収されていない、というやつだ。 ただ、もう一度読み直してみると悪くない終わり方な気がしてくる。こう…

職業としての小説家

『騎士団長殺し』をAmazonで注文しました。海外発送料金は700円なり。安い。。。ただし関税がかかる場合は別途とのこと。どうなることやら。到着には10日ばかりかかるそうなので気長に待つことにして、今日は『職業としての小説家』を読みました。職業とし…

僕だけがいない街 9

完結したと思っていた僕だけがいない街の第9巻が出ていた。主人公以外の登場人物たちの目から見た物語。番外編はあまり面白くないことが多い気がするけれど、これはなかなか面白かった。 (角川コミックス・エース)" title="僕だけがいない街(9) (角川コミッ…

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者

キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者 平成29年度作者: きたみりゅうじ出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2016/12/17メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る月曜日。今日は旧正月二日目でおやすみ。1日のんびり。外は昨日の積雪が凍…

グアテマラの弟

グアテマラの弟 (幻冬舎文庫)作者: 片桐はいり出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2011/02/09メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 39回この商品を含むブログ (21件) を見る土曜日。日本から一時帰国中だった家族が帰ってきて、家はとても賑やか。嬉しいな。娘・…

MAKERS - 21世紀の産業革命が始まる

MAKERS―21世紀の産業革命が始まる 作者: クリス・アンダーソン 出版社/メーカー: NHK出版 発売日: 2012/10/25 メディア: Kindle版 購入: 7人 クリック: 21回 この商品を含むブログ (16件) を見る 昨日、内視鏡検査の準備の間、MAKERSを読了。ものづくりの手…

アルスラーン戦記 5/6/7

アルスラーン戦記の原作5巻から7巻を購入。なかなか楽しいけれど、アルスラーンを助ける仲間たちの無双っぷりが少しチートではないかと思うと少し冷める。仲間がどんどん死んでいくというのを望んでいるわけではないけれど、ある程度バランスっていうもの…