柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

Business

武器としてのデータ分析力 - データ・サイエンティストの「未来を予測」する技術

武器としてのデータ分析力──データ・サイエンティストの「未来を予測」する技術作者: 中西達夫,畠慎一郎出版社/メーカー: 日本実業出版社発売日: 2014/07/25メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (1件) を見るここ一週間KNIMEというオープ…

『グーグル ネット覇者の真実』

グーグル ネット覇者の真実作者: スティーブン・レヴィ出版社/メーカー: CCCメディアハウス発売日: 2012/08/31メディア: Kindle版購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログを見る土曜日です。昼はリクルーティングのイベントで駆り出され、夕方ヨンドン…

図解 サムスンの経営戦略

図解 サムスンの経営戦略早わかり (1時間でわかる)作者: 李相勲出版社/メーカー: 中経出版発売日: 2013/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る土曜日。1日家でのんびり。先日、関空で見つけて買ってきた『図解 サムスンの経営戦略』を読了。…

戦略参謀

戦略参謀作者: 稲田将人出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2013/10/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る月曜日。夜、先日買っておいた『戦略参謀』を読了。若手の社員が経営企画室に配属されて、経営企画について学んでいくという…

斜め読み

土曜日。お酒が軽く体に残っていたので家にこもってのんびり。Amazonの無料トライアル漫画ばかり20冊も斜め読みするという非生産的な1日だった。海外生活をしていると雑誌を立ち読みしたり漫画喫茶で読むということができないので、こういうトライアル・プロ…

点をつなぐ/波よ聞いてくれ

木曜日。午前中は在宅勤務のあと1時間ほど娘の幼稚園でのイベントに参加。午後はアジアの数カ国をつないでテレビ会議。とある流通戦略についてのラーニング・セッションだったのだけれども、非常に面白かった。アジア諸国は経済発展・インフラ整備の発展具…

思いやりとリーダーシップ

木曜日。朝から午後3時ぐらいまで月次の経営会議なり。組織の課題に関してたくさんの時間を費やした。有能なHRがファシリテーションをすると、こういうトピックを非常に深く話し合えるというのを実感。非常に面白かった。お互いに自己開示をすることで、よ…

How Google Works

金曜日。今日はしばらく温めていた、レポーティングと意思決定のプロセスを大幅にシンプルにするプランを発表した。数十人のマネージャーたちから詳細についての質問をうけ、細かなところに関して多少の修正は必要だけれども、反応は上々。これまで6ヶ月い…

組織のバランスを整える5ステップ

月曜日。先週の新嘉坡訪問でカバーしきれなかったひとつの事業部の面々とビデオ会議。最近は戦略の話もともかくとして、それをサポートする組織構造・プロセス・スキル・文化の方に興味関心が向いている。絵に描いた戦略が間違っていれば元も子もないけれど…

なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

月曜日。今日は山ほど会議があったのだけれども、なんともモヤモヤした内容だった。ここへ来て100日。じっくり観察をして、自分なりのビジネスと組織の現状のアセスメントと、改善のための仮説、打ち手が見えてきた。転石苔生さずという。ぼくはこれまで各国…

メンタリング

土曜日。休日返上で受けたクロスカルチャートレーニング二日目も無事終了。今日のアジェンダの一つにSkypeで韓国のビジネス経験豊富な方のコーチングを受けるというものがあった。これがとても良かった。アメリカ人ながら韓国の大企業のCEOを務め、いまはセ…

ビジネスモデル全史

昨年読んだ『経営戦略全史』がかなり面白かったので、同じ著者による新作『ビジネスモデル全史』を読んでみた。メディチ家に遡ってそこから現代の最先端の企業のビジネスモデルまで納めようという野心的な取り組み。一つ一つの掘り下げがそこまで深くないの…

我が家に兵馬俑(値付けは心理学であることについて)

月曜日。引き継ぎで忙しい。うちには先日西安に行った時に手に入れた兵馬俑のミニチュアが飾られている。将、弓兵、馬。一体二百元、三つで六百元。日本円にして、ほぼ一万円という、かなりなお値段である。ところが週末に泊まっていた香港ルネサンスハーバ…

ファスト&スロー

丸一日かけて行動経済学のトレーニング。とても面白かった。詳細はここにはかけないけれど、以前読んだダニエル・カーネマンによる『ファスト・アンド・スロー』が元になっている。彼は経済学と認知科学を統合した行動経済学を切り開いたノーベル経済学賞受…

頭の痛い書類保存のはなし

ノーベル賞受賞者でもある京大の山中教授の14年前の論文の画像に疑義が呈され、その元データがないという話がニュースになっていた。 京都大学のiPS細胞研究所は、山中伸弥教授が14年前に発表した論文に不自然な画像があるとインターネット上で指摘され…

日本軍と日本兵 米軍報告書は語る

『日本軍と日本兵 米軍報告書は語る』を読了。バンザイ・アタック、つまり特攻玉砕を厭わない精神主義や、時代遅れの銃剣白兵主義は『ファナティック(狂信的)』だと片付けられがちだけれども、日本兵たちは本当に狂信的な集団だったのか。それを米軍の報告…

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? V字回復をもたらしたヒットの法則

USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? V字回復をもたらしたヒットの法則 (角川書店単行本)作者: 森岡毅出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/02/28メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る大阪にあるユニバーサル・…

『コンテナ物語』

コンテナ物語を読了。コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった作者: マルク・レビンソン,村井章子出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2007/01/18メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 72回この商品を含むブログ (40件) を見るグローバリゼーションに…

アルゴリズムが世界を支配する

今日は中国では大晦日である。明日が旧暦の正月だからね。だから、オフィスはがらっがらであった。朝9時にオフィスに行ったら、フロアには片手で数えられるくらいの人しかいない。4時過ぎには僕ひとり働いているだけ。家に帰って明日の飛行機のために荷造り…

部下を持ったら必ず読む「任せ方」の教科書

部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本)作者: 出口治明出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/11/25メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る これまたKind…

朗報 -『正直者はバカを見る』というわけではないらしい。

食品偽装問題があちらこちらで火を噴いている。どこの会社も騙す意図はなく、過ちだということで片付けたいようだ。 不正のトライアングル さて、内部統制の世界で有名なコンセプトに『不正のトライアングル』というものがある。不正が起こる背景にある三つ…

ずる-嘘とごまかしの行動経済学

シンガポール行き帰りの飛行機の中では読書。どの本も面白かった。特に、ダン・アリエリー著『ずる-嘘とごまかしの行動経済学』。人がずるをするのは合理的な損得計算に基づくというよりも、それ以外の一見非合理的とも思われる理由に基づくという事を様々な…

半沢直樹はやっぱりファンタジーだと思う

遅ればせながら『半沢直樹』について。視聴率はうなぎ上り、『爽快だ』ともっぱらの評判らしい。というわけで今更ながらあらすじ・ネタバレを読んでみたのだけれど、これってどこが爽快なのだろう。むしろぼくの職業柄か、モヤモヤする点の方が多い。銀行員…

オール・グリーン・シンドローム

最近少しさぼり気味なのだけれど、LiftというiPhone Appがなかなか良い。習慣化したい行動を選び、毎日その行動をしたらチェックを入れる。同じ行動を習慣化したい人たちが集まったSNS的な側面もあって、拍手をもらえたりコメントをもらえたり。カレンダーに…

善は微に入り細に渡って行わなければならない

河合隼雄さんの本。この本はたまにぺらぺらめくっているとはっと気付くことがある。 その中に『善は微に入り、細にわたって行なわなければならない』という言葉がある。自分では『善いこと』を為しているつもりでも、自分本位なやり方だったり善意の押しつけ…

ランス・アームストロングの告白

サイクリングニュースにランス・アームストロングのインタビューが乗っていた。*1ぼくは彼のファンではなかったけれども、それでも癌から復活してあれだけの強さを見せた彼のことはものすごい人だと思っていた。2003年のツール。コースを外れてしまって畑の…

中国家庭のジニ係数0.61 所得格差深刻

中国の金持ちの金持ちっぷりたるや凄い。広州でもランボルギーニやフェラーリなんかが普通に走っている。その一方で、うちのお手伝いさんの給与なんか月々2-3万円ほど。それでも一般的な水準からすればまずまずだという。香港のシャネルやカルティエといった…

汚職

発展途上国でビジネスをやるのに大きな壁となるのが汚職。ロシアでは汚職への取り組みをめぐって殺人事件まで起きている。日本でだってそういう話はあるのかもしれないけれど、やはり発展途上国だとその頻度も比ではない。中国でもつい最近の政権交代の際に…

『大儲けのJALが「法人税ゼロ」税金で救済された企業の社会的責任は』についての考察

先週のAERAに引き続き、今週はダイヤモンド・オンラインがJALの納税問題を取り上げている。税金で救済された企業が税引き前利益を1866億円も稼ぎながら、法人税を納めなくてよいというのは何事か、という論調である。この話、どうもうさんくさい。(角がこみ…

戦略人事のビジョン

戦略が先か・組織が先か、という話があるけれども、組織のケイパビリティがなければどんなに美しい戦略を描こうとも絵に描いた餅である。ぼくは人事部ではないけれど、ラインが人事権を持つ外資系の会社で働いているし、自分の業績は部下の業績次第であり人…

刷新

事業部を束ねるリーダーが交代し、中国を訪問中であった。というわけで、朝八時半から昼過ぎまで経営会議に参加。新たなリーダーが問いかける質問はマーケティングのABCともいえるような基本的なことがらばかりである。しかし、それがむしろとても新鮮。困難…

『日本航空 破綻2年で営業利益2000億円 JAL式アメーバ経営の真髄』が面白い。

ダイヤモンド・オンラインの【企業特集】日本航空(上) 破綻2年で営業利益2000億円 JAL式アメーバ経営の真髄|週刊ダイヤモンド 企業特集|ダイヤモンド・オンラインという記事がとても面白い。記事の中にある破綻前の経営の仕方に呆れ、これは冗談では…

鈴木敏文の「統計心理学」―「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む

「統計心理学」とタイトルにはあるけれど、統計の本ではない。というわけでタイトルには偽りありな感もするけれど、内容自体はとても面白い。イトーヨーカドー、セブンイレブン・ジャパンをひきいる鈴木敏文さんとのインタビューをもとにした彼の経営論。ダ…

Strategically Disengaged

一つ大きな山を越えて、休みもせずにすぐに新たな山に向かって歩き出すというのはしんどい。前進する気持ちは大切だけれども、前のめりになってはいかん。『打ち上げ』には満足感と達成感を高め、次なる山に挑戦するためのリフレッシュ効果と充電効果がある…

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰るチーム術

残業続きだった恒例行事にめどがつき、ほかのことに目を向ける余裕がようやく出てきたので、チームのメンバーを集めてミニ・ワークショップをしてみた。テーマは 1. どこに仕事の無駄があり、どうすればもっと効率的に働くことができて、 2. そこで浮いた時…

戦略サファリ『ポジショニング・スクール』

少し時間ができたので、夜ゆっくりとポジショニング・スクールについて読んだ。ポジショニング・スクールとは企業戦略といって多くの人がさっと思いつくマイケル・ポーターを中心に発展して来た学派。戦略が分析プロセスを経て形成されて行くと考える立場で…

プランニング・スクール

しばらく前から少しづつ読んでいる『戦略サファリ』。色々な戦略論とそれを採用した経営の例、さらにそれぞれの長所、短所を概観した本。社会人2年目の時に少しだけ読んで見てあまりピンとこなかったのだけれども、今はとてもすごい本だとはっきり感じられる…

ダイキン・リコール

中国に来ることが二年前に決まった時に、唯一最大の心配だったのが空気。そこでせめて家の中だけでも高性能の空気清浄機をまわし続けようと、真っ先に買ったのがダイキンの大型空気清浄機クリアフォース。確か7-8万円とけっこう高額だったけど、思いきって買…

トップマネジメントの多様性は会社の業績を高める?

ずいぶんと久しぶりにダイバーシティ関係のリサーチを読んだ。ダイバーシティの高い会社ほど、業績が良いという面白いリサーチ。以前ダイバーシティについてちょっと調べた時*1に、ダイバーシティの高さと業績の間をつなぐデータについてははっきりしたもの…

最良の予言者は過去なり-1928年に80年先、2008年のアメリカのGDPを予測する

先週INSEADのイアン・ミホフ教授によるアジア経済の将来予測の講義を聴く機会があり、そのなかで面白いことを聞いたので別ブログの方に整理した。単純な線形回帰分析によってGDPの将来予測がばっちりできてしまうというとても面白い話である。 マクロなレベ…

偽物天国で疑心暗鬼を募らせる

中国の水は不味い。というか、怖くて飲めない。多少経済的に余裕がある中国の人たちは水道に濾過フィルターをつけるのが常識である。うちでも昨年東レのトレビーノという浄水器を買ったのだけれども、そのフィルターをそろそろ交換しようかと思い立って買い…

コミュニケーション

会社の新年会の帰り、ふとiPhoneでメールを確認したらStarbucksからメールが来ていた。ぼくは中国スタバのポイントカードを持っていて、数ヶ月かけてようやく規定回数に達したのでスタバ・ゴールドカード会員なのである*1。でもこの一ヶ月ほど他の店が何軒か…

ORのはなし

『統計のはなし』、『予測のはなし』、『シミュレーションのはなし』につづいて大村平さんの『ORのはなし』を読了。毎度のことながら、とてもわかりやすい。 ORというのはOperations Researchの略。オペレーションズ・リサーチとは 社会現象を対象に科学的な…

人間ドック@香港

今回の旅行の後半の目的は健康診断である。中国にくるときに労働ビザをとるための必須条件として、中国の病院で健康診断を受けたのだけれども、結果はぼく個人には教えてもらえなかった。まあ労働ビザがおりたのだから健康には問題なかったのだろう。けれど…

マネーボール

「競争優位を得るためには、もはや統計解析が不可欠になった。優秀な人材が野球界にどんどん集まり、データ分析に関する部門は拡大を続けている」 貧乏球団オークランド・アスレチックス。リーグ内でも最低レベルの選手年俸総額にもかかわらず、アスレチック…

データの見せ方

2012年の仕事始めは社長および営業部門トップとのビジネス・レビューで幕を開けた。2時間の会議で大筋の方向性とタイミングは合意し、うまく会議を進められた。良かった点としては、 実績のレビューの中にうまく次の「機会」を示唆するデータを潜り込ませて…

マッキンゼー・プライシング

マッキンゼー プライシング (The McKinsey anthology)作者: 山梨広一,菅原章,村井章子出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2005/02/03メディア: 単行本 クリック: 18回この商品を含むブログ (13件) を見る 休みを利用して再読。これまで何度も読んでいる…

仮説・分析・立案・実行

2011年の仕事納め。今日も3時間かけて事業部長との会議。数ヶ月前に上市したプロジェクトの進捗レビューと、次なる打ち手についてだ。中国では旧暦の正月を大きく祝うため、12月末にはあまり年末感がなかったのだけれども、一年の仕事を振り返って成功を確認…

月餅と税金にまつわるおはなし

中秋を前にして、同僚から月餅をもらった。人からもらったものの全く使うことのなかったゴルフクラブのセットを先日あげたのだけれども、そのお礼にとのこと。月餅はなかなか高級で、4つ入り月餅が200元以上することもざらである。まさにワラシベ長者への第…

巧虎

巧みな虎と書いてチャオフー。日本でおなじみ『しまじろう』のこと。広州の中石化ビルの中にはジャンボリーとベネッセのふたつの幼児教育サービスが入っている。中国の人たちはすごく教育熱心で、お金を持っている人たちは惜しみなく教育にお金を注ぎ込むか…