柿の種中毒治療日記

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写真屋

canonのプリンタと、そのポイントでウォシュレット購入。せっかくのEOS Kiss degital N、どうせならできるだけ写真屋いらずにしようと現時点では一番いいモデル(Pixus iP8600)を購入。撮りに撮った新婚旅行の写真を何枚か印刷してみる。すごい!すごすぎる!素人目には写真屋さんで現像したのかプリントなのかまったくわからない。*1
面白いのが価格ドットコムの掲示板の話題。一つ下のモデル以下では「購入を迷っています。これで十分でしょうか」とか「コストパフォーマンスは」という類のねたが多いんだけど、このモデルでは「この色をきれいに出すには」といった技術的な話題が多い。正直まだまだ素人の僕にはまったくついていけないんだけどね。
さて、今後写真屋の生き残っていく道はどうなっていくんだろうか?昔のフィルムからAPSへの変化で機械に投資を強いられたのもつかのま(10年前くらいだっけ?)、こんどはデジタルカメラやケータイカメラの大流行でフィルムの現像需要も落ちてるだろうし、ここにきて家庭用プリンタの質も大幅に上がってきている。ポーターの5 forcesでいうところの代替品の脅威にさらされつづけてる業界だ。やはりそうなると、ただの「現像屋」では厳しい。
その点今回結婚式の写真を撮ってくれたフォトスタジオはいいビジネスをしている。そもそも今回の式場の指定業者はここを含めて2社だから競争も少ないし、今後もホテルが指定業者を増やさずかつ自分たちが指定業者から外されなければかなり堅い商売だ。プロのカメラマンの撮影に始まり、「手焼き」という味のある現像方法、ただ写真を並べるだけではなく、構図に工夫が凝らされたアルバムという一連のプロセスによる付加価値もあって、単価がかなり高いにもかかわらず客の満足度も高い。「一生に一度しかない」というマジックも働くしね。
ところで家でプリンタを使って印刷するのと現像に出すの、どちらのランニングコストが安いんだろう?家で写真屋なみの現像ができる手軽さに魅かれて、実際のところどうなのかを考えてなかった。。。canonの純正プロフェッショナルフォトペーパー35円/枚にインクコスト16円/枚を足すと・・・あれ?某大手チェーンだとデジタルデータの現像L版一枚37円だ。実はこの高性能プリンタ、利用者のコストベネフィットはあまりなくね??*2

*1:裏を見ればもちろんわかるけど

*2:純正エコノミーフォトペーパーなら10円/枚。こっちなら特だ。