柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

TDS

奥さんと東京ディズニーシーへ。4年前に一度行ったっきりだから、随分久しぶりだ。今回はタワー・オブ・テラーという新アトラクションがオープンしたばかりということもあって混雑を覚悟して行ったけど、ファストパスをうまく利用することでインディジョーンズx2、レイジング・スピリットx1、センター・オブ・ジ・アースx2、タワー・オブ・テラーx1、ビックバンドビートx1と朝9時前から昼4時ごろまでたっぷり楽しんだ。今回は割と激しい乗り物系中心。激しいといってもディズニーだけあって、特に物理的にスリル満点というわけではないんだけど、細部まで手を抜かない完璧な演出のおかげで十分怖いしおもしろい。どこにいってもキャスト*1が迫真の演技。ある意味気持ち悪いぐらいだが、これくらい徹底しているからこそ夢の世界を提供できるんだろうな。アトラクションそのものはTDLよりおもしろいのに二度、三度行こうという気がおきないUSJとはやはり格が違う。
これは決して単に優れた分析や分析の結果から生まれる戦略”立案”だけから生み出されるものじゃないなと思う。分析というのはなかなかサイエンスの枠組みを出にくいけれども、経営はサイエンスじゃない。頭の切れるスタッフが現状を分析して、その結果いくら精緻な戦略立案をしても、それが最終的なアウトプットに落とし込まれなければ意味がない。分析の結果をどのように組織全体が実行に移して行くのか、移せるような仕組みを作って行くのか。これこそが研究室を飛び出て企業経営の世界に飛び込んだ醍醐味だなと感じる。
なーんて小難しいことを考える暇もなく、楽しんだ。

*1:従業員、店員、バイトではなく、『キャスト』というのがいい