柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

バリ着

デンパサールには真夜中着。飛行機を降り立った瞬間にむっとした熱気に包まれた。ハワイにはないこの濃密な空気。そして、あたりにたちこめるお香のにおい。熱気とお香とが混ざり合って、一瞬頭がくらくらするようなこの感じ。

ハワイでもサイパンでもなくバリ島に来るからにはやっぱりビーチではなく、ウブド。というわけで空港から一路ウブドへ。デンパサールから車で小一時間の道のりがまずは驚きの連続。なんと全て舗装道路に変わっている。10年前は土埃の舞い上がる道だったのに、歩道まできっちり脇についたアスファルトの道が行けども行けども続いている。そしてその道を照らす街灯。前回の時の必需品リストに夜道を照らすための『マグライト』が入ってた事を考えると隔世の感。*1

ウブドの中心街は通らずに、今回の滞在先ロイヤル・ピタ・マハへ。なんともゴージャスなヴィラ。真夜中なので窓からの景色はよくわからないけれど、部屋はとにかく広くて素敵だ。ウェルカムドリンクは南国の果実の香り。花びらの浮くお風呂で温かいお湯で体を伸ばし、天蓋付きのベットで夢の世界へ。*2 *3

*1:10年前は満月じゃないと夜にデートもできなかった、とはマンダラケイコさんの言葉。言い得て妙

*2:前回はプリアタン村にあったマンダラ・バンガローに一ヶ月いたんだけれど、その時は多分こういうリゾートホテルなんてなかったはずだ。予算的に視野に入ってなかっただけかもしれないが。どちらが良いとか悪いとかではなくて、ただ違う。水道の水は飲めないとか部屋にトッケーがいるという所は同じだけれども。

*3:今回の旅は10年間で変わったもの、変わらないもの、失ったものに得たものを見つめ直すなんだかまさに村上春樹的な旅行になった。