ダ・ヴィンチ・コード

JCOMにてダ・ヴィンチ・コードを見る。原作を読んだのは随分前で話の詳細をあまり覚えていないんだけど、それでも話の説明不足の点を補えるだけの記憶はあったためか、素直に楽しめた。あんまり評判の良くない映画みたいだけどね。
原作の方が謎解きや色々なものを巡る蘊蓄、絡み合う伏線を読み解く楽しみがあるんだけど、２時間ちょいという限られた時間で映像化するんだったら、これで必要十分かな。といっても、途中スイス銀行の支配人が何故銃を主人公に向けたんだっけ、とかイマイチよくわからん所もあったけど。原作付きの映画を見ると、必ず原作を読みたくなるんだけど、なかなかその機会が無いのが残念。
ところでこの元ネタがフィクションだろうがノンフィクションだろうが、エンターテイメントとして見れば面白い。でも、かなり刺激的な内容だからか周りの反応もすごいね。国によっては上映禁止になったりしてるみたいだし、カトリック教会は強く反発してるんだって。あるある騒動でもそうだけど、人って信じやすい生き物なんだな。きっとこの映画／小説で考え方がすっかり変わる人もいるだろうし、だからこそここまで反発するんだろう。

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