柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

基本を押さえる

今日は終日アカウンティングのトレーニングに参加。もともとアカウンティングのバックグラウンドがあった訳ではないけど、会社に入って5年間いろいろなエリアで予算管理とか実績分析をやってきた事もあって新しい事を学ぶというより復習目的で参加して来た。今回はいつもと毛色が違ってあまり細かいところには踏み込まず、とにかくRevenue recognitionとCost recognitionのタイミングについて会計原則と、その原則に基づいていろいろなケースを徹底的にやるというコースデザイン。こういう風に原則を徹底的に理解させるトレーニングというのは意外にかなり効果的。原則を大事に考えるとややこしく見えがちな関係会社間取引の連結に伴う消し込みとかもものすごくシンプルに理解できる。
僕らは簿記をやっている訳ではないし財務会計をやっているわけでもなくって管理会計をやっている部署なのでこういう原則ベースのトレーニングは細かいテクニカルな事よりよっぽど大切だし役に立つね。
今回のトレーニングには韓国からも若手がやって来ていたので夜は皆で食事&そのあとでマニラから帰って来ているMさんと飲み。せっかく韓国からやって来といて積極的に参加する姿勢がなかなか見えない韓国の若手に業を煮やして、明日もあるトレーニングに期待してるよってハッパをかけておいた。さて、どうなることやら。
そういや、もう一人後輩でトレーニング中に英語を使わず日本語を使ってた奴にも苦言。自分の疑問は参加者全員の学びの機会だしそれを助けるような雰囲気作りをするならともかく、日本語を理解しない人がたくさんいる中でそういう聞き方をするのは非常に自己中だし周りの事が全く見えてない。その瞬間韓国からの参加者がさーっとひいてたもん。セッション中にも隣の人に質問しまくってざわざわした雰囲気を作ってるし、なによりその間はトレーナーの話を全然聞いてない。まあ、理解しようと必死になってる事はわかるからそこはいいんだけど。
もしかしたら昔の自分自身を見ているのかもしれないけど、いざ自分がそういうところにも気を遣ったり、常に積極的に行動することが習慣化してくると、今度はそれができない人の気持ちがわからなくなる。ここもまずは初心に返らないと理解・共感を基にしたアドバイスはできないんだろうな。説教するだけっていうのもどうかと思うし。