柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

殿様商売

ホノルルセンチュリーライド*1JALがスポンサーになってる。ということもあってかJAL系列の旅行代理店で申し込めばロードバイクを無料で送ってくれるサービスがある。このサービスに惹かれて、たまったNorth Westのマイルを使うでもなくJALでツアーを申し込んだ。
ところがこれがイライラのもと。連絡は全てJAL eトラベルプラザというホームページにあるメッセージボードで行われるんだけどこれが曲者。だって、毎日自分から見ない限り連絡があったって気づく訳ないじゃん。メールだって必ずしも毎日チェックしないのに、このサイトをだれがわざわざ毎日見に行くかっての。
で、当然気づくわけないので未読の状態が続くとようやくリマインダーがメッセージボードと登録したメールアドレスに届くという仕組み。ビジネスのe-mailの基本中の基本はタイトルを見ただけで中味がわかるようにすることだけど、このリマインダーのタイトルは「メッセージボードをご確認くださいませ」。。。スパムかよ。でこのメールには肝心の内容は全く書いてなくって、リンクさえきっちり張ってない。だから自分でそのホームページにアクセスし、わざわざ超長い申し込み番号やらメールアドレスを入力してログインしなきゃいけないのさ。
で、ログインしてメッセージボードを見ると「ooしてください」とかいう指示が書いてある。指示に従ってサイト内のタブをクリックすると。。。
さっき時間使ってログインしたばかりなのに再び申し込み番号とメアドの入力を求める画面!
いちいち画面切り替えるたびに再びログインしなきゃいけないってどういうことよ??顧客ごとの状況を管理するためにe-mailではなく自前のシステムでやっているんだろうけど、結果として全くもってユーザーフレンドリーじゃない。こんな仕様書を書く人・会社ってどうよ?顧客志向というのは使い古された言葉で誰にでも出来そうな気がするけど、実際にはやっぱりできてない会社が多いんだろうね。だからこそ会社全体のシステムとして顧客志向であることを実現できた会社って、真似できない競争優位性を獲得できるんだろうな。なーんて、もともと親方日の丸だった会社だからしょうがないんだろうなと、大阪の世界陸上のひどい運営方法にだぶらせちゃった。
「世界陸上」の真の舞台裏、運営がむちゃくちゃで現場は大混乱 - GIGAZINE
これはもうなんといっていいかわからないくらいお粗末だけど。。。

*1:これで休閑期でも客の数を稼ぎたいのであろう