柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

旅立ち

今日会社でこれまで5年間いっしょに過ごして来たKの退職がアナウンスされた。といっても正式なものではなく、お昼のピザランチセッションで笑いながら明かしてたのでひょっとしたら冗談だと思った人もいるのかな。
初めて知り合ったのはこの会社でインターンをやった7年前。あの時の出会いは衝撃だった。というか衝突ばかりだった。ところがその衝突から仲良くなって、同じ会社に入社。あれ以来アメリカの研修にも一緒に行き、僕が工場勤務から帰って来た後もしょっちゅう休日一緒に遊んだり旅行に行ったりした掛け替えのない友達。けんかや言い争いも随分してきたけど、本当に良い仲間だ。
その彼が、会社を後にする。ここまでの過程もずっと聞いて来たから驚きは全くないし、いくつかのオファーをもらった転職先の相談もしてたから覚悟の上なんだけどそれでも複雑な気持ちだ。新たなチャレンジを祝う気持ちと寂しい気持ち。もちろんこれで別に友人関係が切れる訳でもなんでもないけど、それでもいつでも気軽にランチや飲みに行ける距離でなくなるのが単純に、ね。そして自分の事ではないにも関わらず、40で墓が建つという超激務の営業の世界に飛び込んで行くことに対してなにか恐れみたいなものを感じるんだ。
とはいえ、それもまた一つの選択。こうやってリスクをとってチャレンジして行く姿はなんかまぶしい。
夕方は2年前に会社を後にしたもう一人の同期と3人で飲みに。キャリアの事だとかこれからの夢だとか、冗談まじりに面白おかしく話し込んだ。