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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

Non Current Assets and Depreciation

夕方9時過ぎに帰宅。今日はなかなかさくさくと仕事を進められた。せっかく早く帰って来たので、お勉強。昨日の続きで英文会計入門第5回後半と第6回前半の固定資産と減価償却に取り組んだ。

  • リース会計:特定要件を満たすリースはキャピタルリースと呼ばれ資産・負債計上が義務づけられている。簡単に整理するとリース期間終了後借り手に所有権が移動する場合、リース終了時に時価より安く借り手に売り渡す契約が付いている場合、リース期間がリース資産の耐用年数の75%以上の場合、最低リース料の現在価値の合計がリース物件の時価の90%以上の場合。ていうか、これらってほとんど購入したのと変わらない状態だからオフバランスで持ってるって普通に考えておかしいよね。とはいえ、日本の会計原則だと後の2つは『所有権移転外ファイナンスリース』といって注記として開示すればBSに乗せなくていいそうな。中途半端だな、と素人目には映るのですが。それともう一つ、リース物件の資産の所有権はあくまで貸し手にあるから、キャピタルリースの場合貸し手・借り手双方のバランスシートに資産を計上しないといけない。個々の会社の資産・負債を把握するために必要な処置だけど、借り手・貸し手のバランスシートを合計すると2回分同じ資産をカウントしているというのはなんか不思議だなー。
  • リースの費用認識:リースの場合、キャッシュの出入りとリース費用の認識はやっぱり異なる。1年目100万円、2年目50万円、3年目30万円という支払い条件の3年リース契約の場合、費用計上は3年間支払い総額180万円を均等割して1年当たり60万円。1ー3年目に受けるbenefitは一緒だからというロジック。知らんかった。
  • 減損(Impairment)会計:固定資産はNonmonetary assetsだから時価評価ではなく原価で計上するのが基本だけど、色んな理由によって簿価の価値が認められない時には固定資産の評価を下げる減損という処理が必要。とはいえこの減損会計は時価会計とはイコールでないことに注意。というのも簿価が時価を下回ったからといってすぐに減損できるわけではないからだ。減損できる条件は、その資産が残りの耐用年数の期間に産み出せる期待キャッシュフローの総額が簿価を下回る時。例えば簿価1000万円・時価500万円しかない機械であっても、この機械を使って将来に渡って1000万を超えるキャッシュを産み出せるならその価値は簿価以上にあるから減損はできないということらしい。なるほど、そういわれるととても合理的だ。以前あるラインの資産をwrite downしようとした時にaccounting部門からダメ出しされたけどこういう事だったのね。
  • 経常利益vs.Income from continuing operation:なんとなく同じような概念だと思ってたけど、違うんだね。固定資産の売却益・売却損は日本の会計だと"経常"利益外だけど、アメリカの会計だと"Continuing operation"の一部。固定資産の売却を特別な事と考えるのか、それを含めて通常ビジネスだと考えるビジネス慣習の違いなのかね。まあ実際ボトムラインを作るために年末に含み益・含み損を抱えた不動産の売却をしてたっていう日本の某大企業出身の人の話を聞いてるとそれだけでもない気もするね。