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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

鉄の馬

大学時代、そして会社に入ってからも結婚するまでの間ずいぶんと長い間一緒だったバイク。鉄の馬、Broncoという名前のヤマハのバイクなんだ。1998年、大学3年の時に免許を取って買ったこのバイクは不人気だったらしくすぐに絶版になったんだけど、今こうやって見てもとてもかっこいいと思う。レプリカでもネイキッドでもなく、オフロードというにはちょっと力不足だけれど、バイクの原点ってこんな形じゃなかったのかなと思わせてくれる形だ。
でもその後、実家の片隅で眠っていた。誰も乗らないもんだから、バッテリーも上がって不動車になっていたんだけれど、思い切って修理をしてもらった。さらにお金をかけて神戸に持ってくるか、それとも人にあげるのか、一度乗ってから決めようと今日は久々エンジンに火を入れた。
セルモーターを何度か動かし、アクセルを軽く開くと見事にエンジンが回り始めた。ブロロロロ、という単気筒独特の排気音が響く。うーん、いい音だ。
家の前を出て、昔よく自転車で走った道を今度はバイクで走る。風が少し冷たいけれど、バイクから伝わってくる振動と排気音が楽しい。225ccのこのバイクだと車ほどのスピードは出せないけれど、ロードバイクよりは当然全然早い速度域で目に入る世界もやっぱりまた全然違う。今まで走った色んな道の事を思い出す。夏の三浦半島、冬の房総半島、春先の長野県に、ゴールデンウィークの紀伊半島。そしてもちろん本郷通りや甲州街道みたいな東京都内の道々。あー、やっぱり手放せないや。
これを持って来たら僕のと奥さんの合わせて自転車3台、バイク1台に自動車1台で計12輪生活になっちゃうな。どれをどう乗るか、迷うところだけれども。