柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

六甲登山

今日は串くん夫妻、だんご三男、僕たち夫婦の5人で六甲登山。朝8時に岡本に集合し、車で有馬温泉へと向かった。ロープウェー付近の駐車場に車を置き、いざ出発。有馬温泉から紅葉谷を抜けて極楽茶屋跡へと抜けるコースをとった。降り積もった枯れ葉をさくさくと踏みしめながら、澄んだ空気を思いっきり吸い込むととても気持ちいい。最初はちょっと寒いかなと思ったけど、歩き始めたらすぐに体がぽかぽかして来た。立ち止まって服を脱いで調節。山に来るのは久しぶりなので今日は服には気を使って来たのが良かった。汗をかいても木綿のシャツと違って湿らない。

一時間ばかり歩いたところで沢べりで小休止。せせらぎの音を楽しみながらおにぎりを二人で一つ分け合い、みんなでチョコレートを一欠けずつ。甘くて美味しい。再出発してしばらくまた歩いて行くと、だいぶ色づいた木々が増えて来た。黄色い葉に赤い葉。赤と一口で言っても色とりどりで奇麗。ここが紅葉谷なんだね。この辺りの気候は六甲山系の中でも珍しく東北地方の気候に近いらしく、ブナの木が色づいていた。後2週間もしたらきっと山中真っ赤になるんだろうな。
しばらく再び歩くと、空が開けて来た。尾根道だ。車道のほど近い山の中を歩いて、六甲最高峰を目指した。車道に何度もぶつかるのはちょびっと興醒めかも。車の音も結構響くしね。そしてついに六甲最高峰に到着。記念撮影をしてから腰を下ろしておにぎりを頬張った。串くんの大きなリュックの中からはなんとガスバーナーとお鍋、2lのペットボトルとチキンラーメンが登場。風が出てくると少し寒い山の頂上で食べるあったかいチキンラーメンは何よりのごちそうだった。食後にはコーヒーも入れてくれて、山の上とは思えないぜいたくな一時だった。
そして帰りは魚屋道を有馬へと下山。この道を使ってその昔日本海でとれた魚を運んでたんだって。段差もそんなになく、気持ち広めの道をてくてく一時間かけて有馬へと戻った。途中雨にふられそうになったけど、ぎりぎりセーフでほっと一安心。
このあと、もらい湯をして一時間ばかり温泉を楽しみ、芦有道路を神戸へ戻った。神戸に戻ってもまだ4時くらい。これからもう一遊び、と思ったけれど、意外に疲れてたのか1時間ちょいと二人でぐっすりお昼寝しちゃった。久々山に登ったんだけど、気分爽快とても楽しかった。これは本気で来年夏のアルプス登山を目指してみたい。

今回の服装

  • ノースフェイスの暖かめの化繊のシャツに、これまた汗がすぐに乾くノースフェイスのボーダーの薄手の長袖。Mambsookの薄いフリース一枚もってパタゴニアの薄手のシェル一枚。背中には念のためにパタゴニアのハードシェル。ネックウォーマーに手首ウォーマー、ヘアバンド。これだけあるとかなり調節が出来て良かった。
  • カッパはやっぱ持参すべきだなー。雨にふられたら足下も滑るし傘なんて役に立たん。
  • 登山靴とは別にスニーカー持って行っとけば良かった。足が解放されて楽そうだ。