ロンメル進軍

今朝起きて、一人でゴミ出しをして、身支度をして出発。今日は彼女は横浜から直接出勤なのだ。一人だと会社に行くのにいつもよりちょっぴりさあがんばるぞ、と気合いを入れなきゃならないね。月曜日ということもあるんだろうけれど。夜１０時を回ってようやく顔を合わせた。土曜日の朝以来だ。
家に帰って、土曜日に買ったブローティガンの『ロンメル進軍』の続きを読んだ。最近すっかり彼の小説や詩にどっぷりなのだ。この詩集は高橋源一郎訳なのだけど、面白いことに英語の原文と対になっているから対比も楽しめる。他の詩集でこういう対比をしたことがないからよくわからないけど、高橋節というかちょっと超訳入ってる感じだね。悪い意味ではなくって、独特の雰囲気が出ていて楽しい。製本がちょっと悪くてページを開きにくく、買ったばかりなのに開いたらダメなところまでペリッと開いてページが外れそうになっちゃったのがショッキングだけど。

Nice Ass

There is so much lost
and so much gained
in these words.

馬鹿だねえ

ああ、数えきれぬほどたくさんの
足し算と引き算の結果として
わたしたちはこの言葉を呟くのである

ロンメル進軍―リチャード・ブローティガン詩集