柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

天然コケッコー

夕方7時過ぎまで働いた。だいぶ回復してきたんじゃない?
家に帰ってふたりで『天然コケッコー』をみた。くるりが主題歌を歌っているというただそれだけの理由で見てみてもいいなと思ってたんだけど、JCOMオンデマンドでの配信終了間近ってことに背中を押された。
舞台は島根県の片田舎。小・中学校あわせてたった6人の小さな学校に東京から転校生がやってきて始まる初恋。そこで恋が始まったことで女の子3人の関係がちょっと微妙な空気を漂わせたり、父親の浮気を心配したり、東京に修学旅行に行ってあまりのスピードの違いと人の多さに圧倒されたりとちょっと穏やかではないところもあるけど、基本的には静かでほのぼの。
大人になって思い返してみれば大したことでもなさそうなことにムキになってみたり、ドキドキしてみたり、背伸びして悪ぶってみたり。そんな気持ちをちょっとだけ思い出した。30過ぎてそんなこと言ってるのもどうかと思わなくもないけれど。
こういう田舎を舞台にした映画を見るとぼくはやっぱり田舎で生まれ育ったんだな、って感じる。島根県の方言がぼくがずっとしゃべってた言葉にかなり近いこともあるのかな。
ストーリーはちょっと物足りない気もするけれど、かなりなごんだ。見てよかった。

天然コケッコー [DVD]

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