柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

Baby face

僕の顔はどうやら童顔らしい。先月のオフサイトで女装をして奇妙なウォーキングとダンスを披露し、美人コンテストで優勝するという怪挙のおかげで多くの人に顔を覚えてもらったようだ。面白い事に、半分くらいの人はぼくのことを新入社員だと思ってるんだって。そんなに若く見えるかなあ。
童顔に見える事は損だという見方もある。確かに上への押しは聞きにくいだろうし、なめられることだってあるんだろう。だけどこれは今回のアサインメントでもらった一つのラッキーな条件だと思いたい。
ここ数日書いていたように、ここはかなり階層構造にしばられた組織だ。オペレーション組織という事と支配される事に慣れたフィリピン人の特質の双方に起因するのだろう。だから、肩書きの前にははーっとひれふされてしまうことが多い。上もカルチャーとして強権的だったりすることも多く、そういうところでは現場の情報が上がってきにくい。何故こんなに大事な情報が上がってこないと怒る上司をたまに見るけど、それはその上司が風通しの良い組織を作れていないのにも一因があるよね。
その点童顔だからと言う事もあってか、多くの人が僕に対してあまり壁を感じてないようだ。それはいいニュース。なれ合いになる事には気をつけなければいけないけど、支配ー被支配の関係ではなく、プロフェッショナル同士の対等なパートナーシップを築き上げて行きたいなと思う。他人の感情を理解しつつ、ファクトに忠実に、全体像を見渡しながらオブジェクティブ志向であろう。