柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

勇気ある撤退(のはず)

依然車の購入までたどり着かない。3件目にしてようやくまともな三菱ディーラーにめぐり合えたかと思えたのだけれども、残念ながら失望に終わった。先々週の土曜日に遠く離れたオフィスにまで直接足を運んで今後のフォローアップの約束を取り付けたのだけれども、その件に対してまったくのフォローアップなし。先週月曜日にあちらから連絡をするとの約束に対して、待てども暮らせども連絡がないから痺れを切らして金曜日に連絡を入れたら、他の部署から連絡が来ないから連絡できなかったとか言い訳に終始。在庫があって待たせないといっていたアウトランダーの黒のユニットも、実は在庫がないから1ヶ月待てとのこと。今日までに再度フォローアップすると言う約束も果たされず。なんだそりゃ。売る気があるのだろうかこいつ。きっと売り上げに対してインセンティブもなければペナルティもないんだろうな。インセンティブを多くしすぎると今度は無理やりの売り込みに走りそうだし、そこら辺難しいところだ。
いくらクルマそのものが気に入っていても、買うまでの段階でここまでトラブル続きだと買った後のことを考えると恐ろしすぎる。サンクコストは気にするなという意思決定の原則に基づいてもここはホンダを選ぶべきなのだろう。
ホンダのディーラーに予約したい旨のテキストを送ったら、早速すべてアレンジしてくれた。明日には予約のための頭金を直接受け取りにオフィスに来てくれるという。このスピードとサービスたるや天と地だなあ。町にはホンダ・トヨタがあふれていて、三菱のクルマがそうでもないひとつの理由はここにあるのかね。若いフィリピン人に話を聞くとアウトランダーやランサー自体のイメージは極めて高いだけに、それを結果につなげられない三菱自動車のロスは大きいなと思う。
しかし同じフィリピン人を使っていながらいったいどうしてホンダのディーラーと三菱のディーラーにここまで差があるのだろうか。人事制度の問題なのか、それとももっと単純に日本本社からの力の入れ具合の差なのか。顧客に耳を傾け・敵に学ぶという至極シンプルなことを徹底できるかどうかの差なのかね。
なにはともあれ懸案だったフィリピン自動車購入記も大詰めになってきたと思いたい。