柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

Tour of Dubai

ドバイの街は思ったよりも格段に広い。歩いてまわれるような感じでは全くなく、どこにいくにも車が必須だ。そこで今日はコンシェルジェに進められたTour of Dubaiというバスツアーに参加する事にした。*1
ホテルからタクシーに乗ってWafi Cityへ。ここからツアーは出発するのだ。Wafi Cityの外観はエジプトを模したもの。目の前にはピラミッド型のホテルも見える。わはは。バブリーである。そこにやって来たのは二階建てバス。これに乗って今日は移動しながら色んな物を見ようという趣向。座席にはヘッドフォンのジャック。これで解説が聞けるのだ。8カ国語がカバーされているのにアジア語圏の言葉はない。少し残念だけれども、英語はまあ聞き取りやすいレベル。

バスはブルールートとレッドルートの二種類。途中いくつか停留所があって、降りても20分に一本の間隔で走っているので再び乗車可能だ。ブルールートはWafiを出発後、ジュメイラ・モスクの側を通ってジュメイラビーチへと向かい、海に浮かぶヤシの木型の人工の島パームアイランドに入っていくつかのモールを経由するというルート。降りずにまわって3時間だという。さっそく今日はこのコースで出発。
波の形が美しいジュメイラ・ビーチホテル。今宿泊しているジュメイラ・エミレーツ・タワーズの系列なので、プライベートビーチをつかうことができるんだって。

アラビア湾に面するジュメイラ・ビーチ。ジュメイラというのは美しいという意味だそうだ。少し気温が低いので泳いでいる人は目につかないけれど気持ち良さそうだ。

世界で最も高いという七つ星ホテルBurj Al Arab。アラビア湾に向かって帆をたてるヨットのようだ。五つ星ホテルでもものすごく素敵なのに、七つ星とはいかに。ドバイの一つの楽しみ方に、街そのもの以上にホテル滞在を楽しむというものがあるんだって。わざわざこんなところまで来て、なんて思わなくもなかったけれど、やはり日常を離れた素敵な部屋でのんびりとくつろぐというのは格別な贅沢なだなあ。建物自体見てても楽しい。

ジュメイラ・パームアイランドの中のコンドミニアム。島の形はヤシの木型らしいけれども、地上からではわからない。移動のしやすさを考えればヤシの木型なんて無駄も良いところだなんて考えているようではこんなところに別荘は買えないな。ヤシの木のてっぺんにはAtlantis on the Palmというこれまた豪華なホテルがたっている。これはインド風デザインだろうか。


パームアイランドの中はまだまだ工事の真っ最中。バブル崩壊の噂も絶えないドバイだけれども、この島が完成する日は来るのだろうか。投資用にコンドミニアムや別荘を買ったはいいけれど、なんてことにならなければ良い。もしも完成せずに途中で放棄なんてされてしまったらそれはそれでかなりスリリングな世界一の廃墟島として観光の名所になったりして。

*1:最近パック旅行ではなく個人旅行をする事が増えて、コンシェルジェの意味がようやく分かるようになって来た。外国語が出来れば行動範囲が広がるというのは本当だなあ。嬉しい。