柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

アル・マハ二日目

6時過ぎに目が覚めた。アル・マハのコテージは砂漠に面していて、コテージと砂漠との間には遮る物が何もない。窓越しに見える東の空は仄かに明るくなりはじめていた。日の出まで30分程。コテージのウッドデッキで過ごす。砂漠の朝は寒い。昼のあの暑さが嘘のように冷える。そのうちオマーンの国境にそびえる山脈の向こうから日が射して来た。

今日のアクティビティーは二つ。朝8時半からのデューン・ライドと昼3時半からのデザート・サファリ。アル・マハでは一泊あたりのアクティビティの数を2つとしている。もちろんこれは別にルールではなくって3つ目を入れることもできるのだけど、2つというのはどうやらちょうど良いバランスだ*1

アクティビティ以外の時間はコテージのベッドの上でのんびり読書をしたり、双眼鏡で砂漠にいる動物を探したり。これまたとても贅沢なひととき。なによりその音環境が良いのだ。大都会の中では決して味わえないゆったりとしたひととき。静かだけれど、決して心細くなるような無音ではない。風の音、鳥が集まって来てさえずっている歌声。たまに何かの気配がして気付くとすぐそこにガゼルがいたりする。コテージのすぐ側、3mも隔てずにそこにガゼルがいるのだ。ガゼルはとても耳がよく、ちょっとした物音にはっと気付いて顔をこちらに向ける。だから物音を立てないようにゆっくり動いてカメラを向けるのだ。

時間の流れがここだけ遅くなったかのような、充実した一日。

6時起床。朝焼け。
8時半ー9時半 Dune ride
9時半−10時半 朝食
10時半ー12時半 コテージでのんびり読書
12時半−1時半 ランチ
1時半ー3時半 コテージでのんびり読書+コテージわきに現れたガゼルに興奮
3時半−4時半 Desert Safari
4時半ー6時 テラスにてCamel rideのツアーをのんびりとみる。

*1:実際Camel Rideの予約を入れていたのだけど、もっとのんびりしたいとやっぱりキャンセルした。