柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

マニラ・オーシャンパーク1

日曜日にマニラ湾に新しくできた水族館に行って来た。全部で1時間あれば回れるサイズ。海遊館なんかにくらべると小振りだけれども、日本では見た事のない魚もたくさんいてかなり楽しかった。ひとり400ペソ払って入るとこんな感じ。なんだか熱帯雨林のようで期待に胸が膨らみますな。

さっそく出迎えてくれるのはフィリピンクロコダイル。フィリピンの川には実はワニがいるのだって。オーシャンパークじゃないじゃん。それはともかくフィリピンは確かに熱帯の国。いてもおかしくないよね。サイズはかなり小振りである。でも数年前にパラワンで9歳の女の子が食べられてしまうという痛ましい事件も起こっている。やはりワニはワニだ。なかなかむっちりしたお腹。ワニの後足は四本指なのかな?みんなのんびりお昼寝中。

フィリピンっ子たちが夢中になって写真を撮っていた水槽に近づいてみるとナマズと一緒に目の着き方がなんだかとてもユニークな魚が泳いでいる。なんとも愛嬌のある顔。たれ目というわけではなく、とにかく顔の下の方に目がちょんちょんと着いている。どこかでみたなあと思ったらこれってポニョの目みたいだね。

この縦に長い枯れ葉みたいなやつは枯れ葉でも海藻でもなく、れっきとした魚です。ペラペラだし食べるところはなさそう。

目の赤い白ウサギはかわいかった記憶があるけれども、この魚はどうしてこんなに不気味なのだろう。赤い色が怖いのか、それとも赤の縁取りが四角いのが問題なのか。うーん、愛らしくない。

愛らしくないつながりでかなり興味深いものを。というかグロテスク。これはサメの卵なのだけれど、右から左に行くに従って稚魚が卵の中で大きくなって行く様子が生きてる状態で展示されているのだ。メダカの孵る様子を小学生の時に観察した記憶があるけれど、サイズの問題なのか卵の色の問題なのかエイリアンを思い起こさせる不気味さ。

いまごろ日本では恒例のチームでかにを食べに日本海に行っているはずなのだけど今回は参加できず。蟹を見ながらこの足一本もらえないかななどと不謹慎な事を考えてしまった。

ちょっとはなごむ魚はいないのか!と思っていたらどこかで見たような顔つきの魚が。んんん?この魚昔の上司になんか似ている!シンガポールで元気にやっているかなあ?

こちらもまたどこかでお会いした事があるようなお顔。魚にはまぶたはなかったと記憶しているけど、なんだか目つきがちょっぴりセクシー。

つづく