超さらっと読める。あとがきで著者の好きな映画は『あまり頭を使わないで済む内容であれば、そちらのほうが好まし』く『そういう物を読みたくなり、銀行強盗の事を書いてみました。』と書いているだけあって、頭を使わない。別に悪い意味ではなく、とにかくテンポが良くってすいすい進む。こういう言葉を選べるのも才能だよね。中身があるかないかと言えばまあないんだろう。何を得られるなんて質問は無粋だ。手に汗握るというよりも、ライトでポップ。
気分転換にちょうどいい。他の作品はどんな感じなのかな?
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 祥伝社
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
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