柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

設計と基礎固め

プロジェクトも佳境である。カットオーバーまであと2週間。色々な問題が次から次へと出てくるけれど、それをどんどん判断し・解決していくのは快感だ。最近問題になっていた在庫の評価方法についても、昨日分析のフレームワークを指示をしたことを受けて原価担当の別のオペレーションチームの若手から分析だけでなく素晴らしいソリューションが出て来たことも嬉しさ100倍だ。今は最後の『設計・準備』の時期。カットオーバー前にできるだけ問題をあぶり出しておけばいざカットオーバーしてからの問題によって苦しむ事が少なくなる。頑張ろう。
こちらの写真はこないだのLaoag市内観光で行ったSinking Bell Tower、『沈む鐘楼』である。遠目には何てこともなさそうな古い塔なのだけれども、地震によって地盤が緩んだことで、なんと真下にずぶずぶと沈んでいっているのだ。ピサの斜塔も同じような物だけれど、斜めにならずに真下に沈んでいる分いまいちパッと見のインパクトには欠ける。ただ近づいてみると、笑っちゃうぐらい沈んでいる。今やドアの高さはぼくの肩の高さよりも低いくらい。毎年数センチ沈むというからスゴい話で、危険なので立ち入り禁止になっている。いかに設計と基礎が大切かを教えてくれる反面教師的な歴史的建造物である。なにはともあれ今のプロジェクトがSinking Bell Towerにならないようしっかりやるのみ。


夜9時からは二人でバドミントン。しっかり汗をかいて体も心もすっきり。だいぶ体が動くようになって来たけれど、もっとフットワーク軽快になったら良いな。