柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

マニラの夜は暗い

マニラは人口800万人の大都会なのだけれども、夜は結構暗い。というのもスラムなんかだと電気が来てないからだという。そういう様子を夜から朝にかけてTime-Lapseでとれれば面白いかと思い、寝る前にiPhoneを窓際において15秒毎9999枚に設定しておいた。ところが起きてみたらわずか200枚撮ったところで終わっている。どうやら途中でアプリケーションが落ちてしまったらしい。とりあえず200枚分をつないでみたんだけれども全く面白くない。大きな電光掲示板の電気が消えているのが目立つくらいでその他そんなに変化がないもんだね。今晩もう一度チャレンジしてみよう。

iPhoneだと夜の撮影はノイズだらけ、画質がやっぱりかなり悪い。なんとか自分の一眼レフで出来る方法がないかを模索中。一つ目の方法はインターバルタイマーというオプションの機械を使って、一定間隔ごとにシャッターを切って行く方法。キャノンの純正TC-80N3というものがそうで、定価16000円とかなり高級品なんだけれどこれは良さそう。と、思いきやこの商品はEOSの二桁シリーズ以上にしか対応しておらず、ぼくの持つKiss DNでは使えない。配線を改造すればDNでも使えるそうなんだけれども、ちょっとそれはぼくの腕を考えると憚られる。かといってEOS 50Dを買うというのもさすがに躊躇するなあ。
もう一つの方法は減光フィルターを付けてカメラの連写機能を使う方法。フィルターを使ってレンズに入ってくる光量を落とし、日中でも長時間露出が出来るようにする事でシャッター速度を遅くする。シャッター速度を遅くできる分、連写の頻度を下げられるので例えば15秒ずつ露光してはシャッターを下ろすということが可能なのだそうだ。これなら15秒に一回のインターバル撮影と似たような撮影が事が可能だ(実際には15秒露光している分細かい動きはとらえられない)。これならフィルターに加えて、Kissシリーズに対応したCanonのリモートスイッチRS-60E3を買ってレリーズロックしておけばインターバルタイマーを使うのとほぼ同じ事が可能になる。ぼくの持っている広角レンズは直径77mmとかなりの大口径なのでND400フィルタが1万円前後、リモートスイッチが2千円前後でこれならKiss DNでもいける。これは高いけれどもなんとか試してみれるレベルか。
と思いきや、日本帰国にあわせて実家に届くよう注文しておこうといろんなサイトを見て回ったのだけれども、ケンコーのND400 Professionalという目当ての商品が全くない。なんと、このあいだの日蝕のためにND400が飛ぶように売れてどこも在庫切れなんだって。がっくり。新居は低層階なので、それまでがマニラの街を上から俯瞰して撮る最大のチャンスなのだけどなあ。