柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

博多に行ってきた

朝一のフライトでマニラから福岡国際空港へやってきた。福岡着は2時半。さっそく宿へと向かい、荷物を降ろして外へ出た。柳川に行きたいなと思っていたのだけれど、すでに4時前。さすがに柳川は遠いので大宰府に向かうことにした。博多駅から地下鉄に乗り、天神へ。天神からは西鉄に乗って大宰府へ向かうのだ。とちゅうホテルでもらったパンフレットを見ていて、阿修羅展を太宰府天満宮すぐそばの国立博物館でやっているということに気づいた。
にわかに興奮。そのむかし興福寺で阿修羅像を見たことはあるのだけれど、今回の展示では360度四方から阿修羅と対面できるという。絶世の美少年、阿修羅。これはぜひ見に行きたい。
大宰府の駅に着いたらすでに4時20分を回っていた。最終入場は4時半。タクシーに飛び乗って、だめもとで博物館へと向かった。その願いが通じたのか、なんとか、なんとか間に合った。平日閉館間際の九州国立博物館にはそんなにお客がいない。閉館までの間、正面から、右から、左から、後ろから。そしてまた一周、また一周と、とても贅沢に阿修羅像の憂いに満ちた美しいお顔と向き合った。上野の展示では何時間待ちの行列ができる大人気だったそうな。これだけ贅沢な時間を使えるなんてものすごく幸せ。
写真はとれなかったので、博物館の外で蓮の花をぱちり。

そのまま太宰府天満宮に向かった。勉学の神だけあって、数多くの合格祈願の学生やその学生たちがつるす絵馬がとても印象的。


これは楠であろうか。建物を貫くように樹がそびえている。樹を伐るのではなく、樹をよけるようにして建物を建てる。合理ということではかたづけられないこういうところ、いいね。

帰りは各駅停車に乗って天神へと引き返した。はじめてみる町なのに、なんだかちょっと落ち着く、懐かしい光景が続く。のんびりコトンコトンと揺られていたら、いつのまにかうとうとしていた。10年以上ぶりに訪れた天神ではとんこつラーメンめぐり。一蘭博多一風堂をはしご。32歳の体には二軒とんこつラーメンは少しきつかった。腹ごなしに天神の町をぶらぶら歩き、さらにその足で高校生のときにお世話になった駿台の前まで足を運んだ。もうすっかりビルは暗くなっていたけれど、何人か学生風の人たちが中から出てきた。ここで一生懸命勉強したのは今は昔。15年、うそのようだ。