柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

熱帯雨林ツアーに行ってきた

コスタ・リカは緑の豊かな国である。地球上の5%にあたる生物種がこの小さな国に住んでいるのだという。最近はエコ・ツーリズムにも力を入れている。サンホセから車でわずか1時間のところにコスタリカ国内で2番目に大きい国立公園があり、そこで熱帯雨林ツアーが出来ると聞いて行って来た。全部で半日のコース。この国立公園にはケツァールなどの鳥はいないそうなのだけれども、どのみちバードウォッチングツアーは午前5時出発で一日がかりだから厳しい。半日でお手軽に熱帯雨林にいけるというのは面白い。
この国は山がちな地形でどちらを向いても山だらけ、サンホセは標高1170mにある谷間に作られた都市で、そこからさらに登っていく。しばらく走ると山肌につけられた道路から見える光景は深山幽谷である。その道すがら、面白い川に出くわした。左側は茶色ににごっているのに右側は透明だ。左の川は火山から流れ出しているため、その含まれる硫黄分によって茶色く染まっているのだそうだ。この国には活火山もいくつかあり、クレーターの中の火山湖も有名な観光スポットだそうだ。

国立公園で。入り口でお金を支払ってシールをもらう。昼食・送迎・ガイド付きのツアーを含めて〆て99ドルなり。


まずは目玉のエアリアル。片道1マイル、1.6kmに渡されたロープウェイをゴンドラで進みながら、ガイドが熱帯雨林の植生や動物について楽しく解説してくれる。ロープはジャングルの中の下層・中層・高層という異なる三つの層をまたがるように設計されており、それぞれで違った世界を見ることが出来てとても楽しい。


ジャングルの中層を上から見たところ。シダの仲間が大量に生えている。このシダは実際にはかなり背が高く、10m以上ありそうだ。上から見るというのはなかなかない視点なので面白い。


ジャングルの上層部。このあたりに来ると植生ががらっとかわり、シダではなく太い幹を持つ樹木が多くなる。ものすごい巨大なマホガニーの樹なんかもあって感動的。


ジャングルの天蓋部分はキャノピーという。ここには背の高い木が多くの葉を茂らせている。その分太陽光を得る競争では有利だけれども、逆に高度が50mを優に超えるので、その分水を吸い上げる力が課題となる。そのため、気根を伸ばして空気中から水分を吸収しようとするのだそうだ。ターザンが移動に使ってたのはこれか。


望遠レンズがなくって写真には収められなかったけれども、色とりどりの蝶が飛んでいたりユニークな形の鳥が飛んでいたりとここに住む生き物たちもいろいろ見れて満足。同行していたベルギーから来たという女性は運良くサルまで目撃していたけれど、僕がそちらに目をやったときにはすでにサルは逃げた後だった。どうやらサルを見れるというのは相当幸運という話。
彼がエアリアルのガイドをしてくれたホセさん。彼の英語は結構スペイン語なまりがきつくてなかなか聞き取りにくかったけれど、知識はすごく豊富で人柄もよく、聞いた質問にも丁寧に答えてくれてとてもよかった。彼が手に持っているのは栗のような形をした木の実。これを使ってさっき見逃したサルは毛づくろいをするそうな。


このあとトレッキングとカエル見学ツアーをしたのだけれども、それはまた今度。