柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

カージャック発生率と選挙に因果関係はあるのか

最近フィリピンではカージャックが頻発しているそうだ。同じオフィスで働く社員も一人昨日カージャックにあい、部下の仲の良い友達も先週末カージャックにあって車を奪われたそうだ。友人を車で送り、EDSAにあるSM(ShoeMartという大型スーパー)前で友達を降ろしたところ、助手席にさっとナイフを持った男が乗り込んで来たんだって。慌ててケータイと財布だけ手に運転席を降りたところ、別の男がさっと運転席に乗りこんで車を奪っていったとのこと。そんな事件が最近頻発しているのだと言う。なぜか。
一つ目の理由は先日フィリピンを連続して襲った台風だということ。台風がなぜカージャックに関係あるのか。風が吹けば桶屋が儲かるとは言うけれど、いったいどういう経路をたどれば台風がカージャックを増やすのかいまいち日本人のぼくにはピンと来ない。因果関係なのか、疑似相関関係なのかも興味深い。ところがその理由を聞いてみると風が吹けば桶屋が儲かるというような長い経路をたどる必要がないのだ。いわく

台風で多くの車が壊れた→車の需要・車の部品の需要が高くなっている→カージャックで儲けようとする犯罪者増加

なんという直接的な因果関係。恐ろしい。部下からのアドバイスは、もしカージャックにあったら抵抗せずに車を渡せというものであった。本当に命あっての物種だしね。
という話を聞いてうちのドライバーにも万一カージャックにあったら命の危険を冒してまで抵抗しなくていいから車は渡していいよと言っておいた。台風でカージャックが増えているらしいねという話をすると、ドライバーはもう一つ理由があると言う。それがなんと、選挙が近くなっているからだとのこと。今度はいったいどんな因果関係があるのか。これもかなり直接的な関係だったりしてと思ったら大当たり。いわく、

選挙が近づいている→選挙戦には金が必要→政治家が手下を使ってカージャックで資金の手当

なんとまあ。ネタにしても筋が悪いけれど、事実は小説より奇なりというべきか。この話はずいぶん前にも部下たちから聞いていたのだけれど、実際そういう時期がやって来ているのだとは。政治家とはいったい誰のために何をしているのだろうという根本的な疑問が問われないのだろうか。こういう話を聞くと日本の政治はクリーンだとか言いたくなるけれど、比べる相手が悪過ぎて意味がない比較である。
そういえば車の保険が切れる寸前だ。すぐに更新しよう。