柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

This is it

先週末映画館でThis is itを見たのだけれども、これが予想をはるかに超えて楽しかったのだ。ぼくはアメリカで暮らしたわずかな期間にJackson 5のベスト盤を買ったぐらいのもので、その他のアルバムは一切もっていない。マイケルのファンではなかったし、むしろ彼の奇行を伝えるニュースを見ても『へー、まあぼくには関係ないことだ』と思うくらいの無関心な人間だった。
でもThis is itを見てみて、そういう見方がいまさらながらだけれども変わった気がする。リハーサルに打ち込む彼の真剣な姿を見ていると、背筋がゾクゾクした。彼は信じられないくらい豊かな才能と、さらにそれを支える強いプロフェッショナリズムを持っていたのだなあ。彼のコンサートで失神しちゃう人が多数出たということが今なら理解できる。この人は本当にすごい。プライベートがどうであろうが、それはそれ、これはこれである。
夜9時半からやっているはずだと思って仕事を切り上げて見に行ったのだけれども、平日だからか開始が9時からになっていた。すでに30分過ぎちゃってるし残念ながら今日はお預け。今週のうちにもう一度見れたらいいなあ。写真は先々週にMOAで撮った看板なのでNext Pictureとなっているのだけれど、フィリピンでも絶賛上映中。ただマーケティング的な理由からか2週間限定の公開なのだよね。