宮部みゆき作『英雄の書』を読み終えた。読み始めたらぐいぐい引き込まれて行って、一気に読了。ネットを見ていると評判はイマイチのようだけれども個人的にはとても良かった。読後には爽やかな感覚よりも悲しい気持ち、カタルシスというよりもやもやとしたものが残るけれどもね。なんでわざわざ時間使って悲しくならなきゃいけないんだ、なんて気にもなったけれども、こういう気持ちを疑似体験することで今あるものを大切にしようと思う気持ちになることも一つの物語の効用であろう。
- 作者: 宮部みゆき
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- 発売日: 2009/02/14
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