『GO』を読んだのはずっとずっと昔のことで、そのあと『Fly, Daddy, Fly』を読んで以来となる金城一紀の小説『対話篇』。三編の中編小説からなっていて、どれも死と別れがテーマ。といっても超単純なこってり涙腺直撃系の話ではなくって、淡々としたところが悪くない。三つ目の『花』がお気に入り。一つ目、二つ目の中編はなんだかうまくシンクロできなかった。
- 作者: 金城一紀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/01/31
- メディア: 単行本
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