柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

香港にて銀行口座開設

昨晩深夜の飛行機で広州から香港へ。これは選択を間違えた。広州から香港へは九広鉄道という電車が走っていて、約2時間半で着く。ところが旅行代理店経由で何も考えずに飛行機を予約しちゃったのが大間違い。飛行機に乗ってる時間そのものは一時間もないのだけれど、広州の街中から空港まで車で一時間弱、国際線だから3時間前に広州の空港に着いてそこで時間をつぶし、飛行機で香港についた後にはさらに香港でエアポートエクスプレスに乗って、と結局door to doorで7時間。電車の方が遥かに便利だ。
そうまでして香港にやって来た理由は銀行口座の開設。うちの会社では基本的に赴任先の現地通貨で現地の口座に全ての給与が振り込まれるのだけれど、中国は中国元から外貨への換金に制限があるので香港の子会社経由で香港ドル建ての給与をもらうという仕組みになっているのだ。香港の会計を担当している今の立場からは頭の痛い面倒なプロセスなのだけれども、いざ立場が変わるとこれはありがたい。
香港の銀行は土曜日午前中営業しているので、エージェントについてもらって口座開設。香港の銀行窓口の人はみんな英語ペラペラなので会話はとても楽だ。そして普通の口座を開設すると、自動で色々なサービスが付帯してくる。外貨預金はもちろんのこと、各国の債券や株をこの口座経由で買うことも可能だと言う。こりゃあ便利だ。日本を出てくる時に、日本の証券会社からは全ての証券を凍結しないとダメだということを言われ、もってる株は全て文字通り強制的に塩漬けになっている状態だったのだけれども、自由度が全く違う。最近シンガポールに押され気味だけれども、香港も低い税率と自由な環境が魅力の活気ある場所だなあと実感。
このあと半日かけてエージェントの人に香港の色々な場所を案内してもらった。これまで数回来たことがあったけれど、知らなかった所にたくさん連れて行ってもらいなかなか有意義なシティツアー。というか香港超楽しいな。東京よりも進んでいるんではないかと言う大都会が、神戸の六甲山のような大きな山の麓にある。うう、香港に住みたくなって来た。