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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

さようなら、ロックウェル。ウェルカム・バック・ホーム、アスコット。

Life in Manila Relocation

二日間にわたった荷物のパッキングと運び出しが終わった。その間ずっとパソコンをネットワークにつないで在宅勤務をしながら、これはもって行く、これは置いて行くという指示出し。どんどんものがなくなって行く様子は正直寂しい。
フィリピンに来て2年。このコンドミニアムでの生活は1年に満たないものだったけれどもとても素敵な家で、とても素敵な暮らしだった。どっしりと重厚感があり落ち着きがある造り、品のある色遣いの絵がかかり、広々としていて、そして何よりも静か。最高の暮らしだったな。
運び出しを終えてすっかりものがなくなった部屋だけれども、まだ出て行く実感がない。家を出てサービスアパートメントにむかった。そしてチェックインをしてにわかにその実感が出て来た。
フロントの女性に『こちらは初めてですか』ってなことを聞かれ、二年ぶりですと答えたら"Welcome back home”、と。サービスアパートメントというのはあくまで仮の宿のはずなのに、部屋に入って以前と変わらないアスコットのにおいをかいだ瞬間時計の針が二年分戻ったかのような錯覚にとらわれた。いやいや、あの時はフィリピンに来る身だった。それからたくさんの人に出会い、たくさんのことを経験していまフィリピンを去るのだなあ。
感慨深い。