柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

行くはよいよい

朝8時から始まったワークセッションが夕方5時過ぎに終了。中国で目下悩みの種である海賊品の対策を一日がかりで練るというとても面白いセッションだった。勉強にもなったし、かなりいろいろなアイディアも出せて満足。
今日はとんぼ返りで広州へ帰ることにしていたので、天津の空港へと向かった。天津の名物だという肉まんを食べることなく、町並みを見て回ることもなく帰るのは少し残念だ。なんて思っていたら、夕方7時45分発の飛行機がまだきていないから飛ばないとのこと。なんとまあ。
しばらく待っても電光掲示板に変更時間も出てこない。同僚がネットで調べてくれたところ、まだ広州を出てもいないらしい。結局中国南方航空提携だというホテルに向かうことになった。同僚と一緒だからいいけれど、一人だったらかなり不安なこと請け合い。その道のりは結構ディープな感じで面白かったのだけれども、ホテルもこれまたディープでびっくり。シーツは綺麗だったのだけれども、においが結構気になる。グラスとか茶碗も結構汚れてるし、中国の人々が食事前に必ずお茶で茶碗を洗う理由をここに見た。

その後何の連絡もなく、ただひたすら待つ。ネット環境もないので、オフラインでいろんな仕事のメールの返事を書き続けること3時間あまり。夜の12時も回り今日はもう帰れないなと思ったところに連絡が来た。当初予定から7時間遅れて、深夜2時半の出発だという。深夜1時にホテルを後にする。バスの中では大音量でカンフー映画が流れていて難儀した。
結局2時半のフライトが広州についたのは翌朝6時前だった。大事な会議があるので家で一時間だけ寝て出社。体はつらいけれど、なかなか得がたい体験だということにしておこう。