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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

広州花市巡り


今日2月1日は大晦日。年末の広州では街の中に花市が立つ。大きな道路を封鎖して、そこに数多くの花を売る店が並ぶのだそうだ。そこで縁起物の花を買って新年を迎えるのがこちらの風習なのだって。中国で春節を迎える機会もそうあるかどうかはわからないし、一年に一度のことなので出かけることにした。

越秀西湖花市

会社の人に聞いたところ、この西湖花市が広州の花市の中で最も大規模で人気だと勧められた。西湖路と教育路交差点で開かれる。この花市の発祥は清の時代、200年以上の歴史があるのだそうだ。昨年は大晦日の夜だけでも70万人を超える人、夜になるほど込むということなので二ヶ月の娘にはキツかろう。そこでお昼過ぎに行ってみた。その模様はというと。。。門のところで既にものすごい混雑ぶり。


道路の真ん中にずらりと店が並んでいて、その両側を人が歩くようになっている。この道には人、人、人。あまりの込み合い具合に肝心の花に近づけないという珍事。ただ正月を迎えるめでたさでみんなにこやか、熱気でこちらも楽しくなる。

南潮街

花市の余りの混雑っぷりに100mも行かないうちに子供を抱えて歩くのを断念。あまり人がいない路地裏に入ってみたところ、思った以上に雰囲気の良い街並。ここは昔の書院があったところで、文化財にもなっているようだ。都市化の進む広州ではなかなかこれまでお目にかかれなかった味のある街並。花市の混雑を離れてしばしのんびりと散策。


茘湾花市

一度帰宅して休憩。夕食後に今度はひとり夜の花市に向かうことにした。夜になると電飾が華やかに街を飾りさらに美しいのだ。次に向かったのは陳家祠の近くにある茘湾花市。ここは広州の古い街並が残り、また違う雰囲気なのだそうだ。ここは西湖花市が行われる教育路よりも遥かに広い道路を封鎖して行われる花市なのでそこまで混雑が気にならない。そのぶん花を見たり、お店を冷やかしたりという楽しみかたができる。柑橘類はその色と形からお金を連想させて縁起がいいということで、そこら中で色々な柑橘類の木を売っている。また蘭も見事。日本なら数万円はするだろう立派な蘭を一鉢500元から750元で買える。なかにはどこかの少数民族の衣装を着て銀細工を売っている店や、真っ赤な縁起物をたくさん売っている店もあって歩いているだけで楽しい。














ふたたび越秀西湖花市

自分一人ならどれだけ混んでいても問題はなかろうとふたたび西湖花市に向かってみた。この狭い道に70万人の人ごみというのを見てみたかったのだ。行ってみると昼よりさらに盛況な花市。今度は身軽に人込みをかき分けて、買い物をしている人々の様子を眺めたり写真を撮ったりしてお祭り気分を満喫。雰囲気は年末のアメ横みたいである。扱うものは違えどやはり似た文化圏なのかな。縁起物の植物の一つにウツボカズラらしきものもあって、多くの人が買い求めていた。きっとその形からお金が貯まりやすいとかそういう意味でもあるのだろう。



そして帰宅

花市の盛り上がりを十分に堪能して帰途へ着くことにした。ドライバーさんを電話で呼ぼうとポケットに手を突っ込んで真っ青に。携帯がない。どこを探してもない。スリには気をつけろと言われていて注意していたつもりだったのにやられた。。。幸いなことにそのポケットには携帯しか入れておらず、お金は別のところに持っていたので被害は携帯だけだったのだけれどもこれは困った。ドライバーがいないからタクシーで帰るしかない。なんとかタクシーを捕まえて、下手な中国語で場所を説明してなんとか帰宅できた。盗まれたのは3年前にフィリピンで買った激安の携帯3000円程度のものだから金銭的なダメージは少ないのだけれども、人生初のスリにあったことにはちょいとへこんだ。混雑するところはやっぱりもっと気をつけないといけないな。なにはともあれこの年末(旧暦で)、病気をしたりスリにあったりいろいろあったけれども来年は良い一年になればいいな。