柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

達磨大師ゆかりのお寺に金色に輝く五百羅漢を見に行ってきた


昨日に引き続き、広州探訪。達磨大師ゆかりの華林寺に行ってきた。華林寺の創建は西暦526年、1400年を超える歴史を持つ古いお寺で、遠くインドから達磨大師が海のシルクロードを超え広州にやってきた際に創建された。当時の名前は『西来寺』、その名のとおり西から来た僧が作った寺である。それ以来唐、宋、元、明の時代を超えて灯火が絶えることはなかったものの、次第次第に衰退する。清代にはいり1655年に福建出身の臨済宗の宗符禅師により復興され、その際に華林禅寺と名前を改めた。これがその入り口。意外に小さいのだけれども、中は結構広い。


今このお寺に残る最も名高いものが五百羅漢。19世紀中頃に作られたものだ。


お堂に入ってみると中には金色の羅漢様がずらりと並んでいて圧巻。お堂の中ではあちこちで人々が跪拝していた。


五百の羅漢様の顔はとてもバライエティに富んでいる。一体一体尊顔を見て行くのもなかなか楽しい。そんなことをしていると、ふとどこかで見たような顔を発見。ん?これなんだか僕に似てる気がする。いやまて、祖父にそっくりだ。


しかしこの寺のたどった歴史は順風満帆とはいかず、その後も道路拡張や軍事費調達のために貴重な品々が売りさばかれた。また文化大革命の際には宗教活動を禁じられ、五百羅漢やパゴダも破壊されたのだという。宗教活動の再開が許されたのは1989年のことだ。20年ほどさかのぼればそういう時代だったのだ。しかしそんな歴史があっても人々の信仰心がなくなるわけではないのだね。ちょうど正月だったこともあって、数多くの人が訪れ、線香をささげて何度も頭を下げてお参りをしていたのがとても印象的だった。