柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

境界線

香港は1997年に中国に返還された。今は中華人民共和国の一部の特別行政区だ。だから香港から広州への旅というのは正確には国境を越えているわけではない。とはいっても通貨も違うし、法律も違う。パスポートコントロールもあるので、気分は電車で国境を越える旅。日本で生まれ育った身にはなんだか新鮮な感覚だ。中学生の時なぜだかアメリカに留学することを強く強く夢見ていたのだけれども、いつのまにかそんな事は忘れ、初めて実際に国境を越えたのは19の時のことだった。もちろんその時は飛行機。初めての海外旅行はなんだかとてもドキドキしたのを今でも覚えている。翻って考えてみると娘はまだ物心つかないうちから国境を越えているわけだ。彼女にとって国境というのはどういう概念になるのだろうなんてふと考える*1
香港から広州への九広電車のうち、一日三本はKTTという清潔で快適な新型車両が走っている。そのKTTには最近Wi-fiまで搭載された。iPhoneをWi-fiにつないでネットサーフィン。ところが中国本土に入ってしばらくするとTwitterなどのサイトにはアクセスできなくなった。やっぱり境界を越えているんだな。

*1:EUが存在する今、ヨーロッパに住んでいたら国境という概念は全く違ったものになったのだろうな。またげる国境の数も遥かに多いし