柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

太古匯に行ってきた

広州天河に太古匯というショッピング・モール兼オフィス・コンプレックスができた。昨年広州生活を始めた時にこの裏手にあるアスコット広州に一ヶ月ばかり滞在していたのだけれど、その時はまだ建設途中だった。それから一年。まだ完全にはオープンしていないのだけれども、一部テナントが入って部分的にオープンしているらしい。香港系のディベロッパーが手がけていて、クオリティも香港並という話なので期待大。
とてもスペーシーな作り。日本のショッピングモールにはなかなかない広さで、香港にあるパシフィック・プレイスとかなり似ている。というか、トイレの内装とかは完全に一致。


地下には来週にオープンするというスーパーOle!。開店に間に合わせるため急ピッチで作業が進んでいた。ちょっと覗いてみたのだけれど、広州にはこれまでなかったかなり高級感あふれるスーパーみたいだ。香港には何店もあり日本食材もかなりそろう高級スーパーのCity Super、香港パシフィックプレイスの地階にある高級スーパーのGREATではなかったのが少し残念だけれども、それでも期待はもてそうだ。輸入食材とか豊富に扱ってくれれば香港に出る必要性が薄れるな。


香港でメジャーなパシフィック・コーヒーも入っていた。これはとても嬉しい。コーヒーも美味しいし、暖かみのある照明でとても落ち着く内装なのだ。試しにカフェオレを飲んでみたのだけれど、なかなか良かった。オープンしたてなのか、かなりの人数のスタッフが手際悪く右往左往していたのにはくすりと笑ったけれど。これからグランドオープンしてどんどん客が増えて行く中できっとオペレーションもうまくなって行くのだろう。


地上階にはハイ・ブランドの数々。Louis Vuitton, Tiffany, Chanel, IWC, PRADA, Ferragamoなどなど。頻繁に買い物できるような店ではないし、そもそも中国では贅沢品に対する関税がとても高く香港に出た方が遥かに安く買えるからここで買う理由はないのだけれど、気分転換にウィンドーショッピングする分にはとても楽しそうだ。


家に帰って、太古グループについて調べてみて驚いた。実はこの会社、英語ではスワイヤー・グループという。イギリスに本拠地を置きアジアで色々な事業を展開する国際コングロマリットで、海運・空運・貿易・不動産・その他製造販売事業等様々な事業を展開している。香港のパシフィック・プレイスや航空会社のキャセイ・パシフィックなどはすべてここのグループ企業なんだそうだ。太古匯がパシフィック・プレイスに似ているのなんて当然の道理だね。
この会社の社長はスワイヤーさんといって、創業者の玄孫。スワイヤー家はHSBCの筆頭個人株主だというから正真正銘の超大富豪ってわけだ。東京のイギリス大使館裏手にも「スワイヤーハウス」があったり、神戸北野にも戦前スワイヤー社の社宅があったそうな。イギリス統治下の香港を足がかりにアジアを股にかけてビジネスをしていたイギリス人達。なんだか歴史を身近に感じるね。
なにはともあれ、このショッピングモールは広州の生活レベルを格段にあげるきっかけになるのかもしれない。ちょっと楽しみ*1

*1:と同時にあの香港のクオリティが維持できるのか興味津々