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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

人間ドック@香港

今回の旅行の後半の目的は健康診断である。中国にくるときに労働ビザをとるための必須条件として、中国の病院で健康診断を受けたのだけれども、結果はぼく個人には教えてもらえなかった。まあ労働ビザがおりたのだから健康には問題なかったのだろう。けれども、やはり体は資本だしちゃんと状況を把握しておきたい。30代も中盤に入ることだし、日本と比べれば大気汚染なんかも気になるところだから*1、一度夫婦揃ってフルで調べてもらうことにした。人間ドックみたいなものですね。
といっても中国の医療水準というのは正直あまりよくわからないし不安である。こういうことはやはり香港だ。そこで今回は娘が産まれたマチルダ病院を二ヶ月前に予約して、朝から診断。身体測定に始まり、血液検査、胸部X線検査、腹部超音波検査、トレッドミルの上を歩きながらの心電図測定、眼底検査、医者による問診、栄養士による食事インタビュー、理学療法士による姿勢のチェックなどなど。病院では個室を用意してくれて、ぼくか妻かどちらかが娘の面倒を見ている間にもう一方が検査を受けることができたのでとても助かった。といっても普段とは違う気配を察したのか、妻が部屋を出て行くたびに娘は大泣きで大変だったのだけれども、看護婦さんたちも娘をあやしてくれて助かった。半日かけて全ての検査を終え、出て来たのは超豪勢なランチ。昨晩から絶食していたのでもりもり食べた。あとは結果待ち。1-2週間でメールで結果を教えてくれるのでのんびり待てば良いとのこと。
これだけ受けて一人9000HKD程度。なかなか良いお値段である*2。個室には仕事ができるようなデスクなども揃っていてWi-Fiも完備、忙しいビジネスマンにも好評なようだ。今回はお世話にならなかったけれど、日本語の通訳の方もいるので英語に不安があっても大丈夫。日本では人間ドックを受けたことがないから良くわからないのだけれども、どんな感じなのであろう。日本の病院でもとにかくサービスに力を入れて、富裕な中国人とかを相手に人間ドックとかやったら儲かりそうなものである。
夕方コーズウェイベイのタイムズスクエアに買い物に行ったら、青森県フェアをやっていて高級リンゴジュースの試飲に人が集まっていた。City Superには日本からの食材が豊富に揃っていて、かなり高いけれども良く売れている。良い物を作って海外に勝機を見いだすってのは日本の工業のみならず農業でだって可能だしそうやって頑張っている人たちもいるんだろう。日本の農作物というとどうしても日本国内だけがマーケットで、そこに対してより安い海外の農作物が入ってくるのが脅威だという話になりがちだけれども、本当に品質のいい高級な物を作れれば、それに金を出す金持ちは世界中にたくさんいるんだよね。まあそういう高級品を作るイノベーション能力があり、かつ海外に販路を広げられるような『経営』ができる農家・農協は一握りしかいない、というのがTPPの議論の本質的なポイントなのかもしれないけれども。

*1:ちなみに労働条件に関していえば、中国の方がオン・オフをはっきりつけてさっさと仕事を切り上げたりできる。なので総合的にはどちらがいいのか?

*2:ぼくの場合は保険でカバーされるので最終的な個人負担額はもっと少ない