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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

残業文化考

Organization

あー、疲れた。中国訪問中のトップマネジメントとの連日の会議とその準備のために大忙しの日々だったのだけれども、なんとか山場を超えることができた。まだまだ長丁場なのだけれども、まずは一段落。プレゼンも上々、数多くの事柄がばんばん決まってなかなか気持ちよかった。
疲れた、といいつつふと思ったのだけれども、日本で同じような時期に同じような仕事をしていた時に比べると格段に家に帰る時間が早い。あー、よく働いたなんて思って職場を出る時にふと時計を見ても8時半とか遅くとも9時半とか。家に帰ってパソコンを開いて再びちょっとだけ仕事をしてたりもするのだけれども、それでも断然効率的だ。日本にいた時にはこの時期会社を出るのが12時過ぎとかいくらでもあったのだけれど。さて、なにが違うんだろう。

  1. 年齢的なものもあってそんなに長く働けなくなった。これはもうどうしようもない。
  2. 経験を積んで勘所が分かるようになり、重要なところにしぼって仕事を片付けることができるようになってきた。枝葉末節の細かいところを網羅するなんて無駄の極地で、本当に大切なところを見つけて、そこに限ってとことん突き詰める方が良い。
  3. 何より周りの人々の仕事のスタイルが日本と違う。ぼくが9時ぐらいまで働いていると、すでに職場に残っているのは後数人なんてことがざらである。部下も自分の仕事が終わればさっさと帰るし、僕も上司が働いていようが何だろうが気にせず帰る。*1

早く帰るからといって彼らが仕事をしていないかというとそういう訳でなく、かなりの量の仕事をみんなこなしている。限られた時間を最大限活用して集中して働ければ結果は出るし、そもそも本当に集中して仕事をすれば10時間もすれば脳みそはすり切れんばかり。一部の超人的な人をのぞけば連日18時間労働なんてクオリティを持続できっこない。
最近某ワタミの社長がとんでも発言をして話題になっていた。努力によって限界を超えることで見えてくることが有ることは事実だけれど、ああいう精神主義でとことん長く働けというのは本当に害悪だ。一方で日本のホワイトカラーの生産性の低さ、なんてことも語られる。限られた時間内に最大のアウトプットを出すように自分自身を訓練し、そのサイクルを短くしてアウトプットを出し続ける方がだらだらと一つの仕事をやっているよりもよっぽど結果に繋がるのに、長く細く働けとか全く結果に対するこだわりが有るんだかないんだかなどと思った次第。

*1:数年前と比較すればもちろん自分のポジションがあがっているというのはあるけれど、部下たちがさっさと帰って行くのを見てるとどうやら別にポジションと職責の違いは理由ではなさそうだ。