最近ものすごい時間と労力を注ぎ込んでいるあるプロジェクトだけれども、どうもプロジェクトマネジメントがうまくいっていないな。切羽詰まったリードタイムで動いているという言い訳は言い訳にならない。サブチームの間の意思疎通やクリティカルパス間のコーディネーションがめちゃくちゃなのだ。有能なプロマネが欲しい。というか『プロマネ』のポジションにある人がプロジェクトマネジメントではなく用件定義やプロセス設計などに多大な時間を割いていて、独立した仕事としての『プロジェクトマネジメント』が疎かになっているのだと言わざるを得ない。
翻って考えてみると、フィリピン勤務時代にはプロマネを仕事としている部署に対して文句たらたらだったけれども、彼らは実は経験豊富で頼りになるプロマネ達だったな。『ビジネスがわかっていない』だとかなんだとかそういう評判はあったけれども、ビジネスがわかっていることと複雑なプロジェクトを管理できるスキルとは全く別物である。というわけで関係各所にお願いをして陣容の立て直しを計るべく奔走中。
アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 (THEORY/IN/PRACTICE)
- 作者: Scott Berkun,村上雅章
- 出版社/メーカー: オライリー・ジャパン
- 発売日: 2006/09/07
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