父の日ですね。自分が父親になって迎える三度目の父の日。こういう日を迎えさせてくれるむすめに感謝。
というわけで今日は日曜大工。うちには去年のクリスマスに娘へのプレゼントに買ったIKEAの子供用キッチンがある。このキッチン、結構本格的。電池でコンロに赤い灯がともったり、扉付きの棚がついていたり。金属製のお鍋やお玉なんてそのまま本当に調理に使えるのではないかという出来。娘はいつもここでお店ごっこをして、いろんなものを作ってくれる。ただし、普通のキッチンと違ってライトがついていないから少し手元が暗いのが玉に瑕。
昨日IKEAに行ったので、ふと思い立ってLEDの小さな照明器具を買ってきた。以前に買ったけれど、ほとんど使っていない電動ドリルも出してきた。なんだかこういうのはワクワクする。ぼくの曾祖父と祖父は大工の棟梁で、ぼくが子供のころの夏休みの自由工作はいつも会社の工場にある機械で材木を切ってもらった。それで金槌片手に棚を作ったり船を造ったり、いろんなものを一緒に作ったな。ぼくはそんなに器用な方でもないけれど、工具を持つと何だか色々作りたくなってくる。
IKEAの商品は説明書通りに組み立てればいいだけだから日曜大工とはちょっと言いがたい。今回は自分で照明をネジでとりつけるだけである。でも、説明書にないことをするだけで、ちょっとした日曜大工気分。パネルを一度取り外し、照明の取り付けて、再び元にセットする。これだけわずか3分ばかりの仕事なのだけれども、なんだか本当のキッチンみたいになってきた。選択肢の少ない広州では、同じくらいの子供達はだいたい同じ物を持っているらしいのだけれども、ちょっとだけこれでカスタマイズされたかな。
照明は棒状のLEDライト。熱くならないのがいい。
先日組んだ上部のパネルを取り外したら、アイランドキッチンみたいになった。これはこれで悪くない。娘は早速パスタを作ってくれた。といっても実際には茹でられていないので食べられませんが。
照明取り付け完了。暖かい色の光がさすキッチンになりました。これで明るく調理しやすくなったかな。