3日間のインタビューを終えて、広州に帰る飛行機の中で読了。この人のブログはたまに読んでいて、面白いなと思うことが多い。ざっくりいうと7割同意。3割は同意できず・または意見保留って感じである。
実際のところ、著者の会社員経験は割と限定的だから、その体験が日本で広く観察される事実なのかどうか分からない。ぼくは外資でしか働いたことがないから、彼の経験に対して反論するポイントもそこまで持ち合わせていない。まあ、海外で働いて来て『サービス残業』なる言葉を聞いたことがないし、人生を一つの会社に捧げようなんて思っている人に会ったことがないのは個人的体験に基づく事実かな。
内容はともあれ、『社畜』という表現は扇情的だしあまり好きにはなれないのだけれど、人々の耳目を集めるにはこれぐらいの強い言葉の方がいいのだろう。
- 作者: 日野瑛太郎
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- 発売日: 2013/09/07
- メディア: 単行本
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