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柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

中国からの引っ越しでとんだ目にあった件の追記

先日の『中国からの引っ越しでとんだ目にあった - 柿の種中毒治療日記』という日記への反響がずいぶん大きく少し驚いていますが、多くの方に共感・応援いただきこちらも気分が軽くなりました。助かります。また、自分の反省になるコメントも頂きました。ありがとうございます。

さて、冷静さを取り戻して来たところで、さらにすこし補足させていただきます。同じように海外引っ越しされる方々の参考になればと思います。

保険について

保険には入っています。保険は中国のものではないので、ある程度はどうにかなるかと思います。しかし、保険用の家財リストは事前にもっとしっかり作成しておくべきでした。忙しさにかまけて大雑把にやったので、*1リストに漏れはあり、そういったものには保険が利かないかもしれません。『盗まれたことを証明する』のは難しいですしね。これは今からの交渉しだいというところもありますが、使わずに住んだ労力を払う羽目になりました。リスト作成によって本当にいるものといらないものを事前に見極める効果もあるかと思います。

輸送方法の優先順位について

船便の盗難リスクについては知識としてはありましたが、ここまでのことになるとは想定していませんでした。手持ち荷物には物理的な制限がありますし空輸便はコストが非常に高いので*2、それを超えた分は船便で送らざるをえません。ぼくの場合、手持ち・空輸便の優先順位づけは、船便到着までの臨時生活に必要か、および価格を主な基準としました。たとえば時計や宝飾品などのもっとも高価なものは手持ちにしました。しかし、あまり使わなくなった(思い出用)一眼レフや(ズームレンズでとりあえずなんとかなる)単焦点レンズ、(iPad miniMacbook airでどうにかなる)iPad/Macbookなどはすぐにはいらないと判断し、船便にまわしました。
この基準は自分の視点(短期的な生活ニーズ+自分の価格感覚)からのみであり、犯罪リスクを少なくするという視点は欠けていました。犯罪者の視点から考えると、盗難のしやすさ=単位体積当たりの価格+換金のしやすさですし、また数万円の品も彼らの月収基準からすれば大きな価値を持つのでしょう。実際、オーディオや空気清浄機などの嵩張る(けれど高い)アイテムは見逃されました。上記のようなアイテムは非常に危険だったのだと思います。こういったものを入れたことで、結果としてことを大きくする誘因となった可能性は否めません。

丁寧な梱包について

丁寧な梱包が狙われる一因となったかどうかはわかりませんが、中国側業者の丁寧な梱包は結果的に大変助かりました。食器類・機械類はかなり乱暴な取り扱いを受けたにもかかわらずほぼ無傷です。前回フィリピンから引っ越したときよりも割れ物は遥かに少ないぐらいです。盗難云々関係なく、荷崩れによる破損のリスクはありますのでしっかりとした梱包は必須だと思います。

通関業務について

今回の事件にあって、妻が知り合いの国際運送業務に知識がある方から昨日教えてもらったのですが、保税区域での通関業務もコネがあれば立会人として運送業者に同席してもらうことはどうやら可能なようです。どうしても船便での輸送が避けられない場合はこういう手もあるのでしょうか。

盗難・紛失リスクについて

中国赴任経験のある複数の人から盗難・紛失の話を聞いたので、中国は比較的こういったリスクが高いのかなと感じています。ただ、これは中国に限った話ではないようです。今回の話を同僚と話をしていたところ、欧米発の海外引っ越しで複数の荷物をロストしたケースもちらほらあるようです。これほどめちゃくちゃなケースというのはレアなようですし、国別の紛失リスク比較などは数字がないのでなんともいえませんが、海外の引っ越しでは盗難・紛失自体は普通のことととらえてその対策をうっておくほうが良さそうです。


どちらにしても、そもそもぼくの捨てられない性分で物持ちなところもひとつの原因というところもあり、断捨離をしてもっと身軽になりたいと思っています。


最後にid:akikan2さんの

ごめん->めんご->めんぼ->麺棒!?

というブクマコメントには夫婦で大爆笑し、かなり気が楽になりました。ありがとうございます。

*1:前回の引っ越しの際のインベントリーリストに多少修正を加えただけ

*2:エージェントから指定されたサイズ制限がありました