柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

いつか日本で暮らす日がきたら

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木曜日。今日は昨日と打って変わって快晴。朝から再び富士見高原スキー場へ向かい、ムスメはスキースクールへ入学。今日は受講者ひとりだけで、豪華にマンツーマンレッスン。マンツーマンだとやはり効果が高いのか、あっという間にスキー板を三角形に保って、スピードコントロールしたり、ターンしたりできるようになっていた。リフトの乗り降りも教えてもらってできるようになったとのこと。やはり教えることのプロの仕事はすごい。それをさっと理解して実践できる子供ならではの学習力も興味深い。ぼくは去年スキーを初めてやってみたのだけれど、こりゃ来年にはムスメの方が上手ということになりそうだ。スクール後はお昼を食べて、さらに2時過ぎまでみっちり滑った。

終電車ならとっくに行ってしまった』を読了

ゾナーレに帰って一休み。ここには素敵な本屋がある。コーヒーとチーズケーキを頼んでテーブルで読書。まるで小さな図書館みたいだ。最近、村上春樹さんがウェブ上で読者との交流をしているけれど、そのサイトのイラストを描いているフジモトマサルさんの本を見つけてさらっと読了。なんともいえない空気感がいい。

海外で生活をしていると、本屋や図書館に行って中身をパラパラ立ち読みするという機会が全くない。もっぱらアマゾンのリコメンドに頼ったり、読書ブログの内容を参考にkindleで購入可能のものを読むことがほとんど。全く不便でもなんでもないと思っていたけれど、こういうやりかただと出会う本がどうしても自分の興味関心に沿った本に限定されがちだなとふと気付いた。自分が普段あまり読むことのないジャンルの本に出会う機会は減ってしまっているのだな。そんな機会損失があったとは。

日本を離れて、いろいろな不便さを体験してきた。場所によってはそれは食の安全だったり、身の安全だったりした。そういうことが問題になっている間は気づきもしなかったのだけれども、韓国に引っ越してそういったマズローのいうところの下位の欲求は完全に満たされてから気づくこと。

いつか日本に帰ってきたら、素敵な図書館のある街に住みたい。スキー場が近くにあればもっといいんだけれど。

終電車ならとっくに行ってしまった

終電車ならとっくに行ってしまった