日曜日。昼前から車に乗って、景福宮の裏手の北岳ドライブウェイというところに行ってみた。大統領官邸の後背地なので割と警備の人数が多いけれども、ソウルの繁華街のすぐそばにこんな場所があるんだな。山道はなんだか六甲山や香港の山を思い起こさせる。六甲山に比べると標高も低いし、勾配も緩いけれどもその分のんびり走れる。こういう週末も良い。
ドライブウェイの一番上には八角堂。ここから南を望むとソウル市内。北を望むと北漢山(ブッカンサン)。ブッカンサンで検索してみたら、かなり綺麗なハイキングコースの写真がいろいろ出てきた。娘がもう少し大きくなったら行ってみたいな。
南側にはNソウルタワー。ただ、今日はガスがかかっていてよく見えなかった。
三一節
ここ一週間、町中に国旗がはためいていた。なんでだろうと思っていたら、日本占領時代の1919年、独立を求めて立ち上がった3・1運動を記念する日だったのだね。少し調べてみて、この日がどれだけ大事な日なのかを思い知った。この運動自体は非暴力運動だったけれども、日本政府は運動が全国に広がっていくのを警戒し、運動を弾圧。多くの人を殺害したそうだ。だからこの日は韓国の人々にとってとても大切な日。これは隣国の歴史ではなく自国の歴史でもある。もう少し歴史を学ばないといけない。