柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

権威主義

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水曜日。昨日と打って変わって、朝から晩までものすごい密度で会議や電話が入っていて大変だった。なかでも朝一番の電話。ある事業部のディレクターからだったのだけれども、どっと疲れた。

ぼくとその人は直接的な上司部下関係にあるわけではないし、その人に対して直接的な責任を負ってはいない。しかしその事業は自分の管轄内だし、当然大事な事業だ。というかぼくは別に誰が上司であろうがなかろうが、ビジネスとして正しいのであればやればいいと思っているし、ビジネスとして正しくなければやらなければいいと思っているのだけれども、その人は違う考えのようだ。

説得に効果的だと思っているのかどうなのか、1分間に4−5回のペースで「これはあなたの上司も賛成している(だからやれ)」「これはあなたの上司の方針だ(だからやれ)」ということを繰り返し巻き返し。ややこしいことにぼくには上司が二人いるので、そんなことをいわれてもすぐにハイというわけにもいかないのだけれど。で、肝心のストラテジーの中身に対するこちらの質問に対する返事はトンチンカン。そもそも聞く耳持たずという感じ。この人の元ではやっていけないと何人ものひとが辞めていったのがよくわかった*1

「馬鹿」の故事にもあるように、権威のあるものが鹿を馬といったならまわりはそれに追従して馬と言わなければ殺されるという時代も確かにあった。*2虎の威を借る狐的なコミュニケーションで動く組織や人がいるのも事実なのだろうし、その人はそういったやり方で成功してきたのかもしれない。しかし、自分がそういうやりかたをすれば動く(もしくはそうしなければ動かない)と思われたのは非常に不快。他山の石。なんて、故事成語を引用し続けるのもある種の権威主義かもしれないけれど。

写真は週末に撮った、ヨイド公園の世宗大王像。中世絶対君主制の時代に生まれてなくてよかった。

*1:誰が上司かなんて関係ないというのは理想主義に過ぎるのだな。

*2:そしてそういうカルチャーの会社もいまでもたくさんあるのだろう。