柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

読書いろいろ

土曜日。朝からいい天気。ドライブがてら、ヨンピョンのコストコに行って買い物。午後は娘を連れて自転車でお散歩。たまたま娘の友達のテオ君とその家族と出会って、しばらく遊んでいた。

夜は再びドライブでも、と思ったら雨が降ってきたので早々に切り上げて、家で読書三昧。全く関係がなさそうな本を読むのはとても面白い。いろいろなところで類似点が見えてきたりね。こういうのをセレンディピティというのだっけか。


世界平和はナマコとともに

世界平和はナマコとともに

『ゾウの時間、ネズミの時間』を読んだのはもう20年以上前。その著者の動物学者本川達雄さんによる『世界平和はナマコとともに』という本。いろいろなところに寄稿されたテキストを集めたものなので、かなり毛色の違う内容が詰め込まれていて面白い。ナマコってコリコリおいしいなあぐらいのことしか考えたこともなかったけれど、それを真剣に研究している人がいるというのが科学の世界の懐の深いところ。ナマコはプラナリアのように切られても再生できるなんて全く知らなかった。また、刺激を受けて硬化したり、さらに刺激が続くとドロドロに液状化するナマコの骨格と皮膚組織の話もすごく面白い。また、ホヤの群体の組織サイズが大きくなるほど、一個体あたりの消費エネルギーが少なくなるなんて話は、巨大化した組織の抱える課題と類似している。ぼくは昔、生物化学を学んだのだけれども、いま会社組織で働く身となって、いろいろなアナロジーを使って組織の話を別の切り口から物事を見るのはとても面白いのだよね。そういう刺激が沢山ある本でした。

0ベース思考

0ベース思考

ゼロベース思考。たまたま値引きされていたから買ったのだけれども、さらっと読めてかつなかなか面白い。"I don't know."って言いにくいけれども、しったかぶりをしては本質に迫れない。ぼくはできるだけ「アホな質問」をするように心がけているのだけれども、なかなか難しいね。また、"Big problem”ではなく、"Small questions"に答える方が現実的かつ解決に至りやすいなんてはなしはちょうど読んだ「ナマコ」に収められた科学哲学の話に通じる話。「ナマコ」の方ではsmall questionsを重視するのは東洋的発想で、西洋的発想は統一原理やBig questionを重視するという話だった。スティーブン・レビットのフリーコノミクスという考え方は統一原理ではなく、瑣末にも思えるしかし現実的な問題を行動経済学の視点で解決していくという見方が西洋の科学の方法論からは新しくて受け、かつ東洋的な科学の見地からは受け入れやすかったから日本でも受けたのなのかな、なんて。

神が創った楽園タヒチ ゴーギャンを辿って

神が創った楽園タヒチ ゴーギャンを辿って

安西水丸さんのテキストとイラスト。それからたくさんの写真。みてるだけでリラックス。いつか行ってみたいな。