室内コンサート - 柿の種中毒治療日記

金曜日。何人かの若手の部下たちと定期的な面談。仕事の話はしょっちゅうするし、１対１でのランチにもよく行っているのだけれど、そこで話すようなカジュアルな内容よりももっと踏み込んだ会話。こういう面談はしっかりやっていきたい。

気づけば6時半。今日は金曜日だからさっさと帰ろうと帰宅の途についた。ところが金曜日の夕方はいつにもまして大渋滞。会社からわずか10kmの自宅に帰りついた時にはすでに8時近かった。平均時速6km程度だから、自転車の方がはるかに早いね。

ただその分、車の中で室内コンサートを楽しんだ。ぼくの車はクリーン・ディーゼルなのだけれども、アイドリング・ストップ機能付きで止まっている時にはエンジン音もないし、振動もない。スピーカーも悪くないし、なによりわりと大きめの音で聴けるので音の細やかなところが聞き取れて楽しい。聞いたのは、とても懐かしい三枚のアルバム。高校生の時、いまから20年以上前に買った当時すでに古典の部類にはいっていたアルバムだけれども、今聞いてもとても新鮮だ。時を経て淘汰を繰り返されてもなお生き残ったものには、やはりそれだけの価値があるのだろうな。