柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul

アンゴルモア 元寇合戦記

Amazonにてアンゴルモア元寇合戦記の第1巻から第5巻に46%のポイントがついて、一冊あたり実質312円である。というわけで、歴史物好きとしては誘惑に抗えず、ついつい購入してしまった。これがとても面白い。鎌倉幕府のころ、西暦1274年の文永の役を題材にした物語。対馬を舞台に、対馬に流刑になった流人たちと宗家の武士たちが共同で蒙古軍と高麗軍を迎え撃つおはなしである。圧倒的な軍事力を誇る蒙古軍と高麗軍を前にどう持ちこたえるのか。手に汗を握る面白さ。

本筋とはあまり関係ないのだけれども、この物語の中で地図が出てくるシーンがある。その地図では南が上に書かれていて、朝鮮半島から上へむかって対馬壱岐、九州が描かれているのだ。攻め手側である蒙古軍・高麗軍はこのように地理関係を認識していたのだろうか。北が上に描かれた地図に見慣れた目には新鮮だ。そして個人的なことながら、いまこれを読んでいるのが高麗の地ソウルだというのも我ながら面白い偶然である。ここから九州を目指そうとすれば、やはりそのような地図を描くかもしれないな。

そういえばもう2年も前に釜山を訪れた時に、空気が澄んだ日には釜山から対馬が見えるのだと聞いたことがある。一衣帯水。実はそれだけ近いということなのだ。そう考えると、蒙古軍がその侵略先として海を渡ってやってきたというのはあながち突拍子も無い話ではなかったのかもしれないな。文化の交流であったり衝突であったり、近くだからこそということはいろいろあるのだろう。