柿の種中毒治療日記

Kobe→Manila→Guangzhou & Hong Kong→Seoul→Yokohama

インターネット回線不調につき調査中

ここしばらく、家でインターネットを繋ぐのが億劫だ。これまで住んでいた韓国はハイスピードのネットワーク環境が揃っていた国だったのでとても快適だった。でも、それ以前の中国やフィリピンではその遅さに悩まされることしきり。スピードは早いに越したことがないし、早さに慣れきった体にはほんの少しのレイテンシーですらイライラの原因になる。

そんなこんなで日本に帰ってきてから申し込んだのは、NTT東日本フレッツ光ネクストマンションギガラインタイプ。通信速度最大1Gbpsが売り。もちろん1Gbpsが技術規格的な数字であって、実際に約束されている数字でないのは知っていた。ところがどっこいこれがめちゃくちゃ遅い。500kbの画像一枚で体感一秒。複数の画像があるようなYahooニュースなら表示まで体感数秒。ちょっとしたムービーがあるようなウェブサイトだと、見れるようになるまで一分じゃきかない。20年近く前のダイヤルアップ時代が懐かしい、なんて懐古趣味に浸るには体がハイスピードインターネットに慣れすぎている。


いまは「スピードテスト」とググるだけでGoogleによるスピードテストができるので早速やってみた。その結果。

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下り2Mbps、上り112Mbps。これは実は数回やって出た最大値で、下りが1Mbpsを切ることもざらである。いくらベストエフォート型といっても、商品名の『ギガ』に対して1000分の1のスピードというのはさすがにひどい。2008年にフィリピンでひいていたケーブルテレビのインターネット回線を測定した時にだいたい1-1.5Mbpsだったのだけれども、2017年の日本でそんな数字を見るとは思わなかった。*1というわけでNTTとプロバイダのカスタマーセンターに連絡した。

結論から言うと、どうやらFLETSの回線ではなくプロバイダ側に問題があるようだ。NTT東日本に電話したところ、プロバイダを経由せずに家の端末まできている速度を測定できた。指示に従ってルーターの設定を変更し、改めて速度測定すると下りで67Mbpsほどである。このスピードにしたって『ギガ』という触れ込みに比べれば7%も出ていないわけだけれども、それでもまだ1Mbpsという超低速に比べればましだ。さっそく以上の状況をプロバイダのカスタマーセンターに伝えたところ、これから調査の結果が出るまで3営業日とのこと。考えられる理由としてはiOSのダウンロードが一斉に始まったことによる地域全体のトラフィックの増大だとかいろいろ可能性があるらしい。さてはて、どうなることやら。

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9年前の日記をみつけた。
kakinotane177.hatenablog.com

*1:ただ、ダイヤルアップ時代は56kbpsとかだったから、そこから比べれば相当早い。ダイヤルアップが懐かしいなんてのは完全に勘違いで、いまのインターネット上を飛び交う情報量は20年前からしたら考えられないレベルの量なんだろうな。技術の進歩ってすごい。