柿の種中毒治療日記

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為替がわかれば世界がわかる

『為替がわかれば世界がわかる』のか、『世界がわからなきゃ為替はわからない』のか*1。それはともかく非常に面白い本。これを読んで為替で一儲けとはいかないけど、情報をどう扱っていくべきなのか、理論と現実の間でどう有効なフィードバックをかけていくかといったことに関して色々な深い洞察がある。「理論にあわない現実がおかしい!」って主張する学者のくだりは笑えるけども実際陥りがちな罠だよね。これは是非再読せねば。

為替がわかれば世界がわかる (文春文庫)

為替がわかれば世界がわかる (文春文庫)

*1:これって対偶かな?論理的に同じことでもずいぶん違った響き。前の方が実行可能性が高そうに聞こえるのは気のせいか?